氣づきの国語辞典「ワリ」編
「刀」の象形と「屋根の象形と刻み付ける象形と
口の象形」(祈りの言葉を切り刻むさまから、
「傷つける・殺す・断ち切る」の意味)から、刀
で「たちきる」を意味する「割」という漢字が
できた。
岐阜県は岐阜市にある岐阜護國神社。
累次の戦役事変に一身を国家に捧げられた英霊に
対し、感謝奉賽の誠を奉げようと願うも叶わず。
その後、日支事変勃発と共に新に多数の英霊を迎
えるに及び、昭和10年護國神社制度が制定された
のを契機としてようやく昭和15年11月19日に創建。
御祭神は日本の平和を願い、尊い命を捧げられた
英霊の御魂。
この神社で執り行われるのが「かわらけ割り」
お祓い。
かつて、武将が出陣する際に「かわらけ」に注がれ
た酒を飲み干して割り、戦勝祈願を行っていた。
「かわらけ」は古来から自身の災厄を憑り移らせる
一種の人形(ひとがた)とみなされ、破砕すること
で、厄を祓うといわれている。
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