氣づきの国語辞典「蚤」編
蚤は掻きたくなるほどの虫という意味。
蚤は、世界中に約2,000種類ほどいる。
衛生状態の良い社会では珍しくなったが、それは
ここ数十年のこと。
蚤は血を吸うのではなく、皮膚を噛んで出血さ
せ、それを乾燥させてから食べている。
小林一茶の句に、「蚤焼いて日和占う山屋かな」
というのがあり、日本では、ノミを火にくべた音
で翌日の天気を占う風習があった。
ビンの中にノミを入れる有名な実験。
初めはバンバンビンの蓋に当たっていたノミもし
ばらくすると蓋に当たらなくなり、その後は蓋を
開けても蓋以上に飛ぶノミがいなくなるという
話。
限界を決めることで制限がかかり、枠にはまって
しまう。
学校や会社といった枠の中を自由に泳げる場合は
いいが、大半は足かせとなってしまうことだろう。
自分を枠にはめるのではなく、自分にはまる枠を
見つける。
または枠を外すか自分で作る方がいい氣がする。
枠も二つ繋げるとワクワクになる。
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