氣づきの国語辞典「婿」編
「両手をしなやかに重ねひざまずく女性」の象形
と「足の象形と切った肉の象形」(「同居する・
たがいに」の意味)から、「自分の娘と同居する
男:むこ」を意味する「婿」という漢字ができ
た。
スサノオに娘ができ、成長したころに婚約者を連
れてやってきた。しかしスサノオは断固として
婚約者を認めず、様々な試練を課した。元々婿取
りのときには試練を課すことが儀礼だったが、
大量の蛇の巣に閉じ込めたり、火を放って殺そう
としたりとスサノオは婿候補の男に対してやりた
い放題やる。結局油断して居眠りしたところを駆
け落ちされてしまうというストーリー。
最終的にスサノオは2人の結婚を認めたものの、
古事記や神の世界においてもお父さんが「お前に
娘はやらん!」と怒る風景があったなんて、親の
愛って昔から日本に根付いていたんだな〜。
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