氣づきの国語辞典「ワタ」編
綿→ 「頭の白い骨の象形と頭に巻く布に紐をつけ
帯に差し込む象形」(「白ぎぬ」の意味)と「繋が
る糸を手でかける象形」から、白ぎぬを作る時に
繋がってできる、真綿を意味する「綿」という漢
字ができた。※「綿」は「緜」の略字。
渡→ 「流れる水」の象形と「屋根の象形と器の中
の物を煮たり・沸かしたりする象形と右手の象
形」から、「水をわたる」を意味する「渡」とい
う漢字ができた。
愛知県名古屋市にある緜神社。
創建は弥生時代かといわれる。
御祭神は玉依比売命(たまよりひめ)
應神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)
弥生時代前期に北九州筑前国(福岡県)の志賀島
(しかのしま )を本拠とする阿曇族(あずみ/安
曇族)の人々が、海を渡って日本各地に散らば
り、その一部がこの地にもやってきて故郷で祀っ
ていた海神・綿津見(ワタツミ)を祀ったのが綿
神社の始まりとされる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?