氣づきの国語辞典「二十四節氣」立秋編
「立秋(りっしゅう)」
8月8日頃。
太陽黄経(こうけい)135度
朝夕の暑さが穏やかになり
秋の氣配をそこかしこに感じる時期
立春からちょうど半年経過し、日中の残暑は厳しく氣温も高い
お盆に向けた夏祭りが各地で開催される時期。
秋の雲である「巻雲」が空に見える
立秋から残暑見舞いが始まる
立秋までに梅雨明けしないと「梅雨明け宣言」されずに終わる
「七十二候」では
第三十七候 8月7日~8月11日頃
涼風至(すずかぜいたる)
夕暮れ時の涼しい風や虫たちの鳴き声に秋を感じる
雲の形に注目すると秋の氣配を感じられる
第三十八候 8月12日~8月16日頃
寒蝉鳴(ひぐらしなく)
寒蝉が甲高い声で鳴く時期
「カナカナカナ」
「キキキキキキキキッキッキッ」
哀愁漂う鳴き声を聞くと秋の到来を感じる
成熟した雄の蝉が雌を求めて体全体を震わせて鳴く
蝉が一斉に鳴く様子を「蝉時雨」という
寒蝉と法師蝉(つくつくぼうし)は秋の季語
第三十九候 8月17日~8月22日頃
蒙霧升降(ふかききりまとう)
「蒙霧(もうむ)」
深く立ち込める霧のこと
前日に雨が降った翌日には白く深い霧が立ち込める。
雲と霧の違い
「雲」大氣中に浮かんでるもの
「霧」地面に接しているもの
次回は秋の「処暑(しょしょ)」編!