氣づきの国語辞典「レツ」編
劣→ 「小さな点」の象形と「力強い腕」の象形か
ら、力が少ないことを意味し、そこから、「おと
る」を意味する「劣」という漢字ができた。
列→ 「毛髪のある頭骨」の象形と「刀」の象形か
ら刀で首を切る、すなわち、「わける」を意味す
る「列」という漢字ができた。また、「連」に通
じ、「つらなる」の意味も表すようになった。
烈→ 「燃え立つ炎」の象形と「毛髪のある頭骨の
象形と刀の象形」から、火力が激しくて物が裂け
ることを意味し、そこから、「さける」、「はげ
しい」を意味する「烈」という漢字ができた。
茨城県ひたちなか市にある酒列磯前(さかつらい
そざき)神社。御祭神は始源の神である造化三神
の一柱である高皇産霊神の指の間から溢れ落ちた
小さな神、少彦名命(すくなひこなのみこと)。
配祀神には大名持命(おおなもちのみこと)、
別名が大国主命。
共に国造りという神話の中で力を併せ、心を一つ
にして日本国土を統治する国土経営をした。
東茨城郡大洗町に大名持命を主祭神として祀る
「大洗磯前神社」が創建されており、両社は兄弟
社となっている。
少彦名命は医薬の神様の他に健康長寿、お酒と
温泉、学問の神様としても有名である。