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流しの国語辞典「陰」編

段の付いた土山とあるものをすっぽり覆うもの

「今」と雲が回転する様子「云」から

陰や雲を表す「陰」という漢字ができた。

陰は、内側に蓄えた静かなエネルギーのことを

指し、感情や感覚といった心理的な性質を持つ。

そのため、外のものを受け入れる性質も持って

おり、受容し、適応する性質もある。

陰と陽とは表裏一体で、互いに緩く交わり合って

いる。昼もやがて夜になり、夏はやがて冬になる

ように、「陰」と「陽」は混じり合って存在する

イメージ。

陰にはネガティブな印象があるかもしれないが、

陰と陽に良い悪いはなく、共に存在している。

まさに太陽と月のような関係。

今回で「い」段の漢字も完了。

次回からは「う」段の漢字!

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