氣づきの国語辞典「憲法記念日」編
憲法記念日
「日本国憲法の施行を記念するとともに日本の健やかな成長を願う日」
5月3日
日本国憲法が施行された日
日本国憲法が公布された日はその半年前の11月3日でこの日は明治天皇の誕生日にあたり、現在は文化の日となっている。
日本国憲法は大日本帝国憲法を改正する形で制定された。
大切なことは一番初めに書かれている。
一条 天皇について
天皇は日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって
この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく
第二次世界大戦(大東亜戦争)後、昭和天皇がマッカーサーを訪問。
アメリカで天皇を戦犯にしようとする動きがあった。
マッカーサーは天皇が命乞いをするのではないかと思った。
「戦争における責任を負うべき唯一人の者です」
「GHQの裁定に私自身を委ねるために来た」
明らかに天皇に帰すべきでない責任までを進んで
引き受けようとするその姿に
マッカーサーは激しい感動を覚える。
「1人の人間として日本で最高の紳士だと思った」
「私の身はどうなってもいいから国民の生活が困らないよう援助をお願いしたい」
日本国憲法の1条はこのやりとりが色濃く反映されている。
元日の天皇陛下の祈り
「国民に災いが起こることなく平安無事であるように」
「災いが起こるなら必ず我が身(天皇)を通してから」
日本は武力で支配する「うしはく」ではなく愛や徳によって
寄り添う「治(しら)す」国
何百年も続いた西洋によるアジア諸国の植民地支配
アジアの植民地解放のために立ち上がった日本
自分の命よりもまだ見ぬ子孫や未来の日本を優先させた
先人たちに想いを馳せ感謝の氣持ちを表す日
経済成長
今ある平和や豊かさが先人たちの想いと行動の上にあると
感謝し将来に想いをいたす日
次回は「みどりの日」編