氣づきの国語辞典「フル」編
降る→「段のついた土山」の象形(「丘」の意味)
と「下向きの足の象形×2」(「くだる」の意味)
から、丘を「くだる」を意味する「降」という漢
字ができた。
振る→「5本の指のある手」の象形と「二枚貝が
殻から足を出している」象形(「ふるえる」の意
味)から、「ふるう」を意味する「振」という漢
字ができた。
恋愛でふる、ふられるというのはこの漢字を充て
るが、袖を振り払うから来ているとされる。
古→「固い兜(かぶと)」の象形から「固くなる・
古い・いにしえ」を意味する「古」という漢字が
できた。
阿波一宮である大麻比古(おおあさひこ)神社。
御祭神は大麻比古大神と猿田彦大神。
大麻比古大神とは、大昔に阿波国を開拓した阿波
の忌部氏(いんべし)の大祖先にあたる神様。
神武天皇の御代に忌部氏の子孫が阿波国に入り、
国土を開拓し麻や楮(かじ)の種を播いて麻布や
木綿をつくり、郷土の産業の基を開いて人々の福
利を進めた。
その氏族が今の吉野川市(元の麻植郡)を拠点とし
て開拓した折、御先祖の神様である天日鷲命(あ
めのひわしのみこと)をお祀りした。
この神社が現在の徳島市に忌部神社として祀られ
ており、この神様の御神徳をたたえて麻植の神と
して敬ってきた。
忌部神社の御祭神天日鷲命様の大先祖の神様が天
太玉命(あめのふとたまのみこと)でこの神様を
郷土の守り神としたのが大麻比古神社と伝えられ
ている。
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