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自分の意識の向かう方向を意識する

「今見える世界は自分の作り出した世界」

この言葉、なるほどなと頷けることがありました。

職場で嫌な人がいるといつもその人のことを見ていました。
嫌で嫌で仕方がないのです。

「どんな人にもいいところがある」と思っても、目に付くのは嫌な部分ばかりです。そしてその人の「こんなところがいけない」と自分を基準にして、正当化して評価しています。

でも評価は評価で相手が変わることはありません。

イライラが続いたある日ふとしたことに気づきました。

自分の意識の向かう方向を意識することです。

そしてその方向を意識して変えてみました。

例えば、接客業ならその嫌な同僚ではなくお客さんに意識を向けることです。

そうすると見える世界が違ってきます。

今見える世界は自分の作り出した世界

なるほどです。


あるパートの方からのご相談がありました。

職場の中で仕事がどう見ても雑な人がいます。
見れば、「どうしてそんないい加減なんだ」とイライラします。
自分が一生懸命になればなるほど、その思いが強くなります。
上司に言ってもその同僚の行動は変わりません。
ひとこと、「そんなの面倒くさい」ですませてしまいます。

この相談にどう答えますか?


人の行動や意識を変えることは至難の技です。
だから雑な仕事ができないように仕事のやり方を変えればいいんです。

例えば、使った道具を使いっぱなしで片付けない
そんな状況があれば、道具を常に置いておく箱を用意する
そんな手段もあります。

それでも面倒くさいという人はルールを守りません。

そういう時は只単に自分で片付ける
雑な行動をする人は放っておけばいいんです。

接客業ですので、その嫌な同僚ではなく
お客さんに自分の意識を向ければいいのです。

あなたの仕事は、お客さんをもてなす接客業です。
同僚の仕事や意識を変えることではありません。

仕事をより良く変えるという意識は大切です。
でもその意識の方向を間違えると、自分を苦しめるだけです。

「どうして変わらないんだ」
と相手にばかり意識が向いてしまいます。

それではつまらないですね。

自分のやることはやる
それでも職場が変わらなければ、そういう職場はいずれダメになります。
問題が起こります。

ネガティブな考え方かもしれませんが、一番大切なのは自分です。


自分の意識の向かう方向を意識する

時にこんなことを試して下さい。

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