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教え過ぎない
スポーツの指導なんぞや?
スポーツの指導の場において、「教え過ぎ」の場面を見ては困惑している。
以前の自分もそうだったと思う。
指導に当たって、特に複数のコーチで行う場合は、教え方の共有が必要ではないだろうか。 指導に当たる方のほとんどがわかっているようであるが、客観視すると出来ていないのが現状だと思う。
ハイレベルなアスリートは別にして、小中学校のスポーツクラブでは、体格を含め身体能力などに個人差がかなりあることが多い。
そこで目立つのが、全員に完璧を教えようとして、常に「こうだ、ああだ」や「違う!」などの声が飛び交う。 「足を使え!」と言っておいて、足を使ったら「その時手はこうだ!」、手を使ったら「目線が違う!」といったふうに。 選手たちはだんだんと面白くなくなっていく。
必ずその日のゴールを決めるべきだ。
出来ればお手本を見せ、最終ゴールがイメージできるようにして、さらにその日の目標、その日のゴールを設定してあげる。
出来れば、なんとか手が届きそうなレベルで。
そして、目標である動きやプレーが出来なければ、何が原因か考える時間を与えたり、お手本となる選手の動きを見せて考えさせ、挑戦する機会を与えて、出来た瞬間を逃さずに誉めるのが理想だと思う。
ゴールを達成出来たら、その日は楽しみながらプレーしたら良い。
そして、次回の練習の時に次のステップへ上がれば良いのだ。
目標・ゴールの設定、考える時間、誉めること。
この繰り返しで、いつか最終ゴールにたどり着けば良いのだ。
ローマは一日にして成らず。