運動の話:継続するために、あえて減らした
先週あたりから、ちょっとした運動を始めた。
内容は、
・ウォーキング(10分〜30分)
・スクワット(5回×3セット)
だ。
いろいろ試し、試行錯誤した結果、現在は主にこの二つに落ち着いた。
(たまに、腕立て伏せや腹筋もやる)
なぜ、運動を始めようと思ったのか。
理由はただ一つ、不眠を改善するためだ。
不眠を改善するための運動
僕は不眠に苦しんでいて、現在も睡眠剤を服用している。
睡眠剤を服用したにもかかわらず、ろくに眠れず朝を迎えてしまうことが多々あった。
そして、「眠れなかった自分はダメだ」と自責し、自己嫌悪に陥ってしまっていた。
そのようなことがずっと続いていた。
友人の結婚式に出席したのを機に、「本気で人生を変えたい」と思うようになった。
人生を変えるために、まず生活のどの部分を変えるべきか考え、自分の生活を見直した結果、一番に改善すべきは不眠だと判断した。
そしてどうすれば不眠を改善できるか考えた結果、「毎日の運動」という結論に辿り着いた。
毎日ぐっすり眠るためには、毎日運動しなければならない。
つまり、毎日継続しなければならない。
継続するためにはどうすればよいか、考えた。
そして出た答えが、「あえて時間と回数を減らす」ことだった。
ウォーキング
ウォーキングは、以前は約1時間ほど行っていたのだけれど、その時間をあえて10〜30分に減らした。
理由はずばり、継続するためだ。
1時間歩いていた頃は、歩ききると満足感を感じていた。
しかしそれゆえに、「明日は歩かなくていいか」という気持ちになり、その気持ちがずっと続き、再開する際は結構な期間が空いてしまっていた。
その反省を生かし、ウォーキングの時間をあえて、10〜30分に減らしたのだ。
そうすることで、物足りなさを感じ、逆に明日もやろうという気になれるかもしれないと思ったからだ。
この作戦は功を奏し、現在も10〜30分のウォーキングを毎日継続できている。
引き続き、継続していきたい。
スクワット
ウォーキングの他に、何か別のトレーニングもしてみようと思い、様々なトレーニングを試行錯誤してみた。
結果、スクワットなら毎日続けられそうだと判断した。
「ランジ」という、片足を前に出して行うスクワットがある。
一般的には、「10回×3セット」が普通らしいのだけれど、僕はあえて、「5回×3セット」に減らしている。
この回数に設定した理由はウォーキングと同じで、継続するためだ。
回数をこなすとやりきった感や満足感を得て、次の日やらなくなってしまうかもしれないと思ったからである。
おかげさまで、スクワットも継続できている。
慣れたら少しだけ回数を増やそうかと思っているけれど、現在はこの回数で十分だと感じているので、しばらくこの回数でやっていこうと思っている。
(※その後調べたところ、スクワットは毎日やらず、あえて休養日を挟んだほうが良いらしいです。
スクワットをやらない日は他のトレーニングをするなど工夫を重ねてみます。)
不眠はぐっと改善された
これらの運動を開始し、継続している結果、不眠はぐっと改善されたと思う。
まず、入眠するまでの時間がぐっと減った。
以前はなかなか眠れず、気がつけば朝日が登っていたことが多々あったが、現在は薬を飲んでから1時間以内、遅くても2時間以内には入眠できていると思う。
そして一番の変化は、朝起きたあと、ぼーっとする時間が格段に減ったことである。
以前は、朝早く起きられたとしても、お昼頃までぼーっとしていて、午後になってようやく意識がしゃきっとする感じだった。
そのため、今までは午前中に行う行為(家事・読書・note執筆・車の運転など)に非常に苦痛を感じていた。
特に車の運転に、非常に苦痛を感じていた。ぼーっとしている時に車の運転をして、事故を起こしたくないからだ。
そのため、どうしても午前中に車を運転しなければならない時以外は、極力午後に車を運転するようにしていた。
運動を始め、継続している今なら、午前中でも車の運転ができる。
家事や読書、note執筆も捗っている。
現に、この文章は午前中に書いている。
午前の時間をぼーっとせず、有意義に過ごすことができて嬉しい。
最後に
とはいえ、不眠は完全に治っていないと思っている。
運動を継続している現在も、睡眠剤を服用している。
入眠に1時間以上かかる時もある。
以前ほどではないが、起きた後ちょっとだけぼーっとする。
それでも、運動を開始する前の頃を考えれば、不眠は明らかに改善されていると思う。
痩せたりモテたいために、本気で運動している人からすれば、「こんな少ない時間と回数で運動しているとか、コイツ甘いな」と思われるかもしれない。
確かにそうかもしれないけれど、僕が運動している理由は不眠を改善するためだ。
そして現在、不眠は改善されていると感じているので、引き続きこの時間と回数でやっていきたいと思っている。
今後もぐっすり寝て、有意義な1日を過ごせるように、運動を継続していきたい。