『きぞけん試作①』
ジャグリングに特化したけん玉、『きぞけん』の試作が完成しました。
現在の進捗状況は、けん玉の知識がない僕が勝手にけん玉をでっちあげた。といったところでしょうか。
けん玉ジャグラーに望まれるけん玉にすべく、これから完成度を上げていきます。
ですので、まじでめっちゃ意見くれ!
細かくてショーもない意見もヒントになるし、
他の人がもう言った意見は、この意見は複数人からの需要がある重要な意見だなと解釈できます。
なので、浴びるほど意見をお待ちしております!
7/21(金)に関東糸なしけんだま交流会があり、主催のなつきさんに『きぞけん』を託しています。
また交流会に間に合うように執筆していますので、今回のnoteは簡易にお届けさせて頂きます。
"現在"の『きぞけん』の種類
現在『きぞけん』は3種類あります
①『きぞけん:ツートン』(仮称)
②『きぞけん:シンプル』(仮称)
③『きぞけん:失敗作』
※名称アイデアもお待ちしております
①『きぞけん:ツートン』(仮称)
僕が考える、理想の『きぞけん』
ツートンカラーに拘っている理由は後述
見分け方
ピンク:水色
「けん先がピンク。」
皿が大きい:皿のサイズ62mm(65~70mmくらいのロシアンボールに合わせた?忘れた。)
重量127g
ピンクと水色の接合部分の接着剤のはみ出しは、もっときれいになるように努力はしていますが構造上残ってしまいます。
皿のピンクと水色の継目の段差が許される程度か気にしている。
②『きぞけん:シンプル』(仮称)
早く作れる構造になっている。
けん玉交流会までに太陽と同じ皿直径のけん玉を追加製作したかったが、時間が足りなかったため。
見分け方
オレンジ:黄緑
皿が小さい(53mm=太陽の大皿直径に同じ)
107g
滑り止めつけ忘れた
一番綺麗かつ早く作れる。純粋な道具の精度という意味ではこれが一番。
③『きぞけん:失敗作』
最初に作った試作品。これが気に入らなかったので、①『きぞけん:ツートンカラー』に繋がっていく。
見分け方
「けん先が水色」
フニャフニャしている。
重量121g
滑り止めつけ忘れた
皿のフチが歪んでいる
『きぞけん』のコンセプト
「ジャグリング用のけん玉」とは何かを模索したい。
けん玉とは「けん玉用の道具」であって、ジャグリング用の道具ではない。
例えば、けん玉には検定があり、大皿の上の難易度に小皿があります。
幼い子供たちはまず大皿を成功させ、次に小皿に挑むことでしょう。
子供たちが簡単な技から順に成功させ、成長を実感させる意味があると考えられます。
このように「けん玉の歴史や文化的背景」においては、皿のサイズが違うことに意味や価値が見いだされています。次にジャグリング界隈におけるけん玉について考えます。
競技会や発表会の場で、小皿でキャッチしたら大皿キャッチより点数が高くなる。観客がより一層盛り上がるといったことはないと思っています。
けん玉ジャグラー自身も観客や審査員も、大皿と小皿のどちらでキャッチをしているかは特段の注目をしていないと考えます。
そこから考えると、ジャグリング特化型けん玉は皿のサイズは全て一緒で良いのではないかと考えられます。上記の考えに至ったことから、道具が使用される背景や場面によって道具の最適な形は異なるのではないか模索し続けています。
ですので、「けん玉用のけん玉」ではなく、「ジャグリング用のけん玉」として、けん玉ジャグラーが求めているものは何か?これから求められるものは何か?
先ほどは皿の大きさで例え話をさせて頂きました。しかし同様に、皿の大きさ以外にも「ジャグリング用のけん玉」として求められているきめ細かな要求はあるのではないかと思っています。
これをけん玉ジャグラーの皆さんと一緒に模索していきたいと私は思っています。
『きぞけん』の特徴
静音性があるため、夜遅くまで練習ができます。
『きぞけん』の開発はGeorgeさん(Malabaristasのけん玉ジャグラー。彼の一言から、『きぞけん』は始まった)から持ち掛けられています。その時の要望としまして。
シェーカーカップ『きぞはい』の静音性に驚いた。同じように夜でも練習ができるけん玉を作ってもらえないか。でした。
柔らかい素材のため、玉のキャッチ時の衝撃が吸収される。と過去の試作時に聞き及んでおります。
柔らかい素材の為、マットゾーン以外で使うことができます。
皿の大きさが全て同じ。
けん玉はその持ち方ゆえに、表裏の面があると考えています。シガーボックスと同様に表裏の色が分かれたほうが何かと都合が良いのではないか。
これが『きぞけん:ツートン』の表裏の色分けに繋がっています。内部にカーボン製のパイプを通しています。これによりけん先が折れにくくなってくれていれば良いのですが。場合によっては、交換修理対応もあり得るのかもしれないがわかりません。
木製けん玉よりは柔らかくて頭に当たっても痛くない。
「けん」のみの、単体販売をします。
『きぞけん』専用ボールがちゃんと完成した場合、「けん」「ボール」をそれぞれ単体で販売します。
『きぞけん:ツートン』のけんの予想価格:6000円~9000円
『きぞけん:シンプル』のけんの予想価格:5000円~7000円
未完成ですが、『きぞけん』専用ボールとして、穴が2方向に空けてあるロシアンボールを開発中です。
おっけんさん(糸なしけん玉がとても上手い社会人ジャグラー)に穴のけん先に穴を通すときの動きを解説してもらいました。彼の回答は、穴に通したい4手前くらいから穴の位置を、けん先側に寄せているとのことでした。ですので、ボールの2方向180度に穴があれば、各段に使いやすくなると思うとコメントを頂いています。
『きぞけん』専用ボールの開発は、需要の有無によっては中止になります。
『きぞけん』をもっと良くするために教えてください
以下の質問を元に、『きぞけん』を完成させたいと思っています。
重さはどのくらいが良いのか。
僕の設計思想として、「重くするのは簡単だが軽くするのは難しい」というものがあります。
現在120gぐらいですが、これ以上軽くするのは厳しいです。
重たく調整はできるのでご意見ください。
重心位置はどこが良いのか。
現在は重心設計は何もしていません。最適な重心位置のご意見を下さい。
全長はどのくらいが良いのか。
現在の全長は成り行きです。
皿の直径はどのくらいが良いのか。
どのくらいの直径のボールを使うことが多いのか。
実際にどんなボールを使っていることが多いのか。
ロシアンボール?けん玉用?ステージボール?
コンセプトで語った、『きぞけん』専用ボールは使ってみたいと思うか。
ボールの穴の有無はどれくらい重要なのか。
ボールの穴の大きさは何mmくらいが良いのか。
けん先をボールが乗るように少し凹ませるオプションはあったら嬉しいのか。
通常のけん先だけで良いのか。
けん先の凹みを標準にすべきなのか。
この2種類を選べた方が良いのか。
皿の中央の穴が欲しいかどうか。
ボールの大きさや皿の大きさが決定できないと、穴のサイズの詳細な設計ができません。ですので、現在は適当な穴が空いているだけです。
率直に、『きぞけん』を愛用していきたいと思えたかどうか。
その他、なんでもご意見ください。
【重要】こんな機能を盛り込めば、けん玉ジャグリングの未来が発展すると予想されることがあればご意見ください。
以上