【生坂村議選】悲願の20年ぶりの選挙!高齢議員が55歳以下の議員報酬のみをUPして若者議員を誕生させようと奮闘!?そんないい人達すぎるドタバタ選挙物語。
長野県生坂村。
人口約1600人。
住民丸ごとZeppTokyoに入ったとしても、1階だけで事足りる程の小さい村だ。
僕はそんな生坂村を訪れた。
最高。
生坂村はオリジナルのぶどうブランドである「イクサカラット」や
”おやき”が有名だ。
もちろん僕が訪れた目当ては選挙だ!!
生坂村議会議員選挙の選挙ポスター
早速気になる選挙ポスター発見w
何故長野県の読み方も分かっていなかった村に訪れたのかというと
生坂村議会で注目の取り組みがあったからだ。
議員のなり手不足解消に向け55歳以下の議員報酬を月額18万円から30万円に引き上げる条例改正だ。
僕の選挙に関心のない友達は、議員=金持ちだと思っている。
だからこそ以下のような反応をもらった。
「18万円って新卒か!」
「え?議員って金持ちなんじゃないの??」
「バイトした方が稼げそう。。。」
実態はそんな感じなのだ。。。
村議会議員は年金生活者or副業しないと生活無理ゲーだ。
平日に議会活動もあるので、
若手が立候補できたとしても時間の融通がきく、
自営業者となってくる(サラリーマン涙目)
そんな生坂村では議員になりたい人がいなすぎて、
最後に選挙が行われたのは
なんと、、、
サッカーの日韓W杯より前の2001年!!
生坂村議会議員選挙よりもベッカムのソフトモヒカンの方が新しいのである。
それ以降ずっと無投票当選だ。
このままだと議員やる人がいない。。。
また、選挙が行われない。。。
若者に立候補して欲しい。。。
という危機感から、55歳以下の報酬UP条例に繋がった。
その条例後に
立候補者が増えて
無投票当選が続いていた生坂村で
20年ぶりの選挙が行われることになったのだ(凄くないですか!?)
8人中1人しか55歳以下の議員がいなかった生坂村議会。
それが55歳以下の議員が3人立候補したのだ!!
ただ、疑問が沸き起こる。
「8人中 7人が高齢議員なのに、何故この条例通った!??」
僕が思い描いてる高齢議員と全然違いすぎた。
・自分より若者議員の方が報酬上がっちゃう事は普通許さないだろ!!
・普通、高齢議員も一緒に自分たちの報酬もあげようとするだろ!
・報酬上がらないで落選する可能性がある、ハイリスク、0リターンじゃねーか!!
・田舎の長老議員なのに全然威張ってないじゃん!!!
旨みがなくても
若者だけの報酬を上げるこの条例を通した高齢議員に興味を持った。
というわけで同時に行われている
参議院長野補欠選挙は無視して
生坂村の選挙に行きました!
現職だけど、79歳で初選挙な候補者
望月典子候補(79)
望月候補は現役の議員だけど、初めての選挙戦だ!
「皆選挙のやり方が分かんないって言ってるよー!!」
望月候補は79歳とは思えないパワフルな声で、初めての選挙に四苦八苦しながらも楽しんでいるようだった。
そうです。20年ぶりなので
9人中7人が初の選挙なのです!(衝撃)
・20年ぶりの選挙あるある
自分も他の候補も何票ぐらいとるのか
実績がなさすぎて、まじで分からない。。。
選挙をやらないで当選しているので、現職議員もどのくらい票を持っているのか、全然分からない不安の中で選挙活動をしているのです。
特に村民みんなが知り合いなので、仲良い人も実際に投票してくれるかは分からず。。。笑
演説のスピーカーも他ではなかなか見ない光景だ。
演説内容は
・ぶとうや野菜等の6次産業化を推進し、移住者や若者に雇用が繋がるようにする。
・女性に村政に関心を持ってもらうための取り組みを行う。女性模擬議会の開催。議会と小中PTAとの意見交換会男女共同参画社会についての勉強会。
手書きでびっしり想いが書かれた原稿は
未来志向の内容であった。
「このような取組みで後を託す人材が育ってくれれば、こんなに嬉しい事はありません。」
実際3名ほどいた聴衆には現役世代の応援も見えた。
13年前に夫と移住してきたと話していたが、完全に地域に溶け込んでいるように見える。人柄の良さは抜群だ。
ただ、選挙活動は大変だ。
同じ地区から4名立候補。
町会の応援がない。後援会組織がない。選挙事務所も構えていない。
活動は夫と2人で選挙カーをひたすら走らせる。
選挙カーに街頭演説表記が剥き出しで貼ってあったり
選挙用自動車表記も剥き出しでガムテープで固定されてあった。
選挙カーにはスピーカーを設置せず、スピーカーを手持ちで外に向けて訴える、なかなか見ないスタイルだ!!
望月候補の言葉が衝撃だったので紹介したい。
「先輩議員に選挙のやり方聞いても、先輩議員も選挙やってないので分からないんですよ〜」
ちなみに望月候補の選挙ポスターはこちらだ。
何故、顔写真を入れずに文字のみなのか!!!!???。
「先輩議員に選挙ポスターが今までどんな感じだったのか聞いてみたら、文字のみのポスターだったんですよ!」
選挙が無投票当選になるのかは、告示日の17時になるまでは分からない。
だから、無投票当選の選挙でも告示日にポスター貼りは行われる。
だから無投票当選しか経験してない先輩議員もポスターのアドバイスはできたのだ。
もし、顔写真アリの先輩議員に聞いてみたら顔写真アリのポスターだったかもしれない。
望月典子候補はポスターを気に入っていた。
20年ぶりの選挙は運転手の確保が大変に・・・
平田勝章候補(73)
5期目挑戦の初選挙
演説の一つ目のテーマは55歳以下の議員報酬UPについて。
4年前より138名人が減っている危機感から、少子高齢化対策を訴えていた。
また、若者の定住促進、英語や特技に特化した教育の推進等
こちらの70代候補者も未来志向の若者向けの政策をどんどん訴える。
生坂村をなんとか存続させないといけないという危機感から
高齢議員も必然と若者政策に向かう感じになってるのではないかと感じた。
「今回の選挙が開催されたのは素直に嬉しいです。より村民が村政に参加する第1歩になってくれればいいですね」
ボソッとこんな事も話されていた。
「村民の皆様に”選ばれてないくせに”と陰口叩かれてる事もあるんですよ・・・」
無投票当選ならではの悩みだ。
平田候補の選挙事務所。
後援会も組織され、しっかり地域の方を固めていられるように見えた。
しかし、支援者の方が20年ぶりの選挙ならではの実情を訴えてくれた。
「昔はバリバリ選挙運動やっていたんだけど、皆年老いて、今では誰が選挙カーの運転するのかで苦労しているよ笑」
どうやら20年ぶりの選挙で地域住民の高齢化により、運転手不足が発生しているという。昔は選挙カーの後ろに後続車を走らせていたが今は無理だとか。。。
唯一20年前の選挙を経験した候補者
市川としあき候補(70)日本共産党
20年前の選挙を戦った経験のある唯一の候補者だ!!
なんと8期目の挑戦!
選挙は久しぶりだが、4年前も選挙の告示日は一生懸命活動していたため、久しぶりとの感じはないとキッパリ断言。
ただ「期日前入れてきたよ!!」って声かけられたのは新しく感じたという。
そんな市川候補は26歳で初出馬し、38歳で初当選した苦労人だ!
現在は副業で建築士も行なっている。
こちらが選挙事務所だ。
今回の条例によって、”議会の魅力が高まれば”と話されていた。
ただ、趣旨には賛同するも30万円の数字には少し疑問を感じていたという。
市川議員は若手世代の議員報酬引き上げ条例についてアンケートを実施。
650世帯に配布し、56世帯から返答があった。
そして結果がこちら。
賛成、反対が半々である。
議会では条例が制定される前に
50歳以下の世代を対象にアンケートを実施し、75%が賛成していた。
一方、高齢世帯では反対している方も多い事が分かる。
ちなみに生坂村では核兵器禁止条約に参加を求める署名に
230筆集まっているらしい。村民の1割は超えている。凄い人数だ!
市川候補は選挙カーで村内を走り、演説をスポットで繰り返していた。
選挙経験があったことや、他の市区町村から共産党の関係者の応援もあり
熟練されていた。
他の候補者と比べると選挙運動はプロとアマの差であった。
市川候補も他の候補に
「もっと選挙カーを走らせるだけでなく、政策を村民に訴えて欲しい」と話していた。
選挙経験のない候補はこう話していた。
「市川さんは凄い。」
選挙経験者は選挙未経験者から羨望の眼差しであった。
37歳の新人候補者には風当たりが・・・
望月かずまさ候補(37)
55歳以下の議員報酬条例UPした後に立候補した新人候補者のうちの1人だ!
条例の影響で立候補したのかと尋ねた。
僕はマスコミじゃないけど、”はい”を願った。
「条例は関係ありません。元々村議会議員になるつもりでして、海外から帰ってきたタイミングが今回の選挙と重なった形です」
困った顔で呟く
「風当たりも強くて・・・」
村民から
「お金の為に立候補したのか!」
と批判されたりもするそうだ。
実際生坂村の前に2015年に若手の議員報酬UP条例を制定した
長崎県の小値賀町では
”金目当てで立候補してる”と言われ、かえって若者が立候補しづらいと考え
この条例案が廃止された。
僕には生坂村に行くまではこの視点はなかった。
演説では
5G,6G,次世代ネットワーク等
他の現職議員から聞かないワードがどんどん飛び出す。
ジョン・レノンばりの語りかけで訴える。
「想像してください。例えば遠隔医療。安曇野市、池田町まで行かないといけない医療も次世代のネットワーク環境整備によって自宅や近くの公民館で診察を受けることができます」
村民は望月候補の事を
”望月自動車の息子”と呼んでいた。
55歳以下議員報酬UP条例は歓迎されているが、逆に新人候補に逆風が吹く可能性もあるなと感じた。
同じ地盤から新人候補が出たのに、喜ぶ現職候補
おおたゆずる候補(47)
若手の議員報酬UP条例を制定した際に、唯一その報酬UPにあたる現職議員だ!
今回は2期目の挑戦で、初選挙。
村議会改革検討会の座長でもある、おおた候補に質問した。
「55歳以下の報酬UPする条例を作ったのは、おおた議員が他のご年配議員を説得した形ですか!?」
おおた候補は否定する。
「いえ、実は長崎県の小値賀町の事例を提案してきたのは他の先輩議員なんです」
自分の手柄にしないおおた議員も凄いが、
なんと他のオーバー55歳議員が若手だけの報酬を上げる事例を持ってきたのだ!!
しゅ、すごすぎ・・・
4回連続無投票になった際、メディアにかなりつっこまれたという。
無投票回避の為に、町議も一丸となって取り組んだ。
おおた候補は初選挙で喉が枯れ始めていた。
「これを1週間やっている他の市議会議員さんとか凄いですよね〜」
選挙を計画通りに進める難しさを体感したという。
おおた候補は会話していて楽しいタイプの方だ。
選挙カーで途中に会った人と会話しすぎて、一日で廻る予定だった場所を
全部を廻れなかったという。
そのせいで
1日中、家にいた村民から「うちの地域に太田の選挙カーだけ来なかった」と指摘を受けてしまったらしい。。。
多くの議員が経験する苦情をおおた候補も選挙が行われた事でくらった。
おおた候補は
自分が何票とれるのか全然分からないと言う。
それにも関わらず、同じ地域から新人の望月候補が出馬した事に対しては
「より地域の方の声が反映できるのでいいですよね〜」
と、自分の地元票が減る可能性があるのに、喜んでいた!!
この村には
『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』でいうと、
しんちゃん側の人間しか見当たらない。
質問を避けるのは不可避な
”まだまだ。”ポスター
「メディアの人にも聞かれるんですよ〜」とリアルに言われているみたいだ。
”まだまだ。”の意図はこうだ!!!!
①目立たせたい
車社会なので、運転中の人にも一瞬で引っかかるようなポスターにしたかった。
②見る人それぞれに"まだまだ"の後を受け取って欲しい。
おおた候補は
まだまだ村議会議員としてやりたい事がある、
まだまだ村議会議員としてはっきできる事がある、
という思い
一方で村民からまだまだ議員やって欲しいと言われる。
そんな、”まだまだ。”をキャッチフレーズにつける事によって
ポスターを見た人それぞれが思うまだまだ。の意味合いを感じ取って欲しいと話す。
79歳の望月典子議員は
「選挙をやった事だけではなくて、議会改革をまだまだやらないといけないというメッセージだと思うよ!」と感じとっていた(伝わっている!!笑)
ちなみに、緑にしていたのは
生坂村を松本山雅fcのホームタウン契約に導いた実績があり、松本山雅配色に。
地域の子供達にサッカーを教えており、顔を載せなくても
名前で分かる人が多いんじゃないかと話す。
ちなみに2017年のおおた候補のポスターも変わっているのでオススメだ!
ちなみに、藤澤泰彦村長はめちゃくちゃブログ発信してる!!
細長選挙カー
字引ふみたけ候補(74)
2期目の挑戦だ
全候補にお会いしたかったが、
僕が公共交通機関男だったので、
基本バスで移動できる範囲しかいけず、その時お会いした方だけお話させてもらった形だ。
選挙結果
1位 ふじはら良司(68) 216票 新人
2位 望月かずまさ(37) 210.719票 新人
3位 おおたゆずる(47) 164票 現職
4位 藤沢さちえ(44) 158票 新人
5位 字引ふみたけ(74) 110票 現職
6位 吉沢ひろみち(81) 88票 現職
7位 平田勝章(73) 83票 現職
8位 望月典子(79) 82.280票 現職
9位 市川としあき(70) 63票 現職
衝撃の結果だった。
なんと、55歳以下の議員が1名→3名に!!!!
しかも全員上位当選!!!
生坂村は議会の若返りに成功したのだ!!
村民は議会に新しい風が吹く事を求めていたのだ。
一方、
20年前に唯一村議選を戦っていた市川候補が落選した。
市川さんは尊敬も組織化もかもされており、活動量も多く当選するだろうと確信していた村民もいた。
僕も当選すると思っていた。
選挙は本当に分からない。
そして、投票率は79.48%
たけーーーーーー!!!!!って思うけど
20年前の投票率91.46%(え、、、)
時代的なものはもちろんあると思うが
要因としては
①投票所が減った
②そもそも選挙に関心がない若者もいる
③ある地域から候補が1人も出なかった
との声があった。
トップ当選議員
ふじはら 良司(68)候補が新人だけどトップ当選だ!
お会いできなかったが、トップ当選を予想する人もいる候補だった。
理由として
・2015年の村長選の候補者
・元村教育長
・在宅介護をしており、その村民が投票するだろう
以上が挙げられていた。
新人候補はこれからプレッシャーに!!
藤沢さちえ候補(44)にお会いできなかったが上位当選。
55歳以下の議員3名は
先輩議員よりも報酬が高い中で活動しないといけない。
当然、村民のプレッシャーは高くなる。
さらに、別の地域からも生坂村議会の視察に訪れており、
今後の若手議員の活躍次第で今回の条例の評価が分かれる。
今後3名の若手議員の活動が全国的な影響を与えるかもしれない。
選挙を絶対行う為に、立候補を決意!
最年長の吉沢ひろみち候補(81) もお会いできなかったが
平田議員と吉沢議員との会話で今回は絶対に選挙にしないといけないと話あった。
今回は現職のプレッシャーがハンパなかった。
今回の条例を通して
もし無投票当選になってしまったら、
審判を受けずに55歳以下の議員の報酬が上がっただけになってしまうというプレッシャーがあった。
それだと全く意味がない。
実際、引退しようと考えていたが、選挙を行う為に立候補した現職もいた。
それだけ今回の無投票回避に命を削っていたのだ!
何故、組織も町会の応援もない候補が勝てたのか、当選後電話インタビュー!!!
実際、今回の選挙で落選が予想されていたのは79歳の望月候補だ。
後援会も町会の応援もない望月候補。さらに13年前に移住してきたので地縁もない。
現職だが、当選したのは2019年に定員割れの為に行われた再選挙の時で
それも、他に女性議員を誕生させようとしていたが、誰も出てくれなかったので本人が出馬した形だ。だから政治家になろうと思っていたこともなく、
選挙とは完全に無縁だった。
選挙カーに乗ったのは、望月候補と夫の2名のみ。
当選後に電話して色々聞いてみた。
「100票はいかないと思ってました」
と本人も危ない事は認識されていた。
他の候補がバンザイしても
望月候補はバンザイはやっていないという。
選挙事務所もないので、家で1人でドキドキ待っている状況だったからだ。
そこで開票所に行っていた夫から電話があり
「入ったよ!!」
村内の有線放送でも結果が伝えられ
多くの方から、電話でおめでとうのメッセージが。
無投票当選の際には、おめでとうの連絡はなかったと話す。
やはり、選挙戦が行われるのは全然違うのだ。
色々どういったポイントから票が積み上がったのか聞いてみた。
①中村団地の存在
望月候補の地盤となる場所は38軒ある中村団地だ。毎日中村団地で演説をしてから選挙カーで出発していた。中村団地は定住促進住宅としても使われ、移住者も多く住む。実際団地の方に投票したよと声をかけられた。
②全然お金をかけない選挙を評価
使っていたのは車と拡声器のみ。お金をかけない選挙を心掛け
実際それを理由に投票したと村民の方から声をかけられる。
③望月典子とぶっちゃけトーク
望月候補は議員になってから、望月典子とぶっちゃけトークと題した住民との対話会を開いた。2019年に3回開催(2020以降はコロナでできていない)
それがなんと、25名も集まった回もあった。
若い世代から高齢世代まで集まり、村民からは
「今まで言う場所がなかった!」と凄い感謝されたという。
④夫のぶどう農園でのボランティア
望月候補が演説でぶどうに関する内容があったが
きっかけは
普段はサービス業をしている望月候補の夫が、ぶどう農園でボランティアをしていた事だ。
そこからぶどう農家と繋がり、ぶどうに関する政策もやるようになった。
選挙カーの運転手を1人でやり、さらに地域貢献をする夫の存在なしに当選はなかったのだ!!
様々な積み重ねで82票を積み重ねた。
望月議員は次の4年で引退すると話す。
「まだまだこれからです。」
村政に関心を持ってもらう取り組みを行い、後を託す人材を作る。
村民が村議に議場で質問できる模擬議会という新しい取り組み!!
当選後に平田議員に連絡をとった。
「もう少し票が取れてると思っていました。
結果を見て、村民は新しい人に入れたかったんだと思います。選挙になった事で村民の意思が分かってよかったです」
選挙がなければ、村民は新しい議員や若い議員を求めている事さえ分からなかった。
これも平田議員含め、現職議員のおかけだ!!
さらにユニークな取り組みを聞いた。
よく学生が議場で質問する模擬議会を見たりするが
生坂村では
村民が村議に議場でガチ質問するというイベントも開催された。
生坂村では
報酬だけではなく、村政と村民の距離を近づけるべく色々な取り組みがなされている。
とにかく生坂村は人が良い!!!!!
生坂村を走っているバスのいくりん。
マイクロバスに押しボタンが設置されている東京だと見ないタイプのバスだ!
もちろん電子マネーは使えない。
僕は到着時のバスで
小銭がなかったので運転士さんに両替をお願いした(両替機ない)
そしたら、なんとコロナ対策で両替不可。。。
1000円お釣りなしで差し出すしかないか、、、と思っていたところ
「帰り乗る?そしたらその時でいいよ!」
と見ず知らずの男に優しさ信頼をしてくれたのだ!!!
どの陣営も見ず知らずの男に優しく話してくれました。
生坂村は優しい。
自然が綺麗。
とにかく、
1日行っただけですが、生坂村が素敵な村で好きになりました。
高齢議員が落選するかもしれない。自分達の報酬は上げずに、生坂村の将来の為に若者議員を誕生させようと奮闘していた。
これだけでもかなり評価されるべきと僕は思う。
ただ、生坂村議会議員はこういうでしょう。
まだまだ。