見出し画像

崩壊スターレイル 羅刹ボイスと棺の謎

スターレイルを周回中、
何度も聞く「羅刹」の戦闘ボイス

よくよく考えてみると不思議なことを言ってる?と思ったので、少し掘り下げて考察してみることにしました。

すると見えてきた「羅刹の過去」と「棺の謎」…?
 
(記事TOP画像は崩壊スターレイル公式X垢よりお借りしました)
 
 
9/10 追記
Ver.2.5後半ストーリークリア
*ネタバレと考察入れてます!注意*

 





▶戦闘開始ボイス


【崩壊:スターレイル】羅刹 キャラクターPV
「行者の誓い」より画像引用

「 贖罪の時は来た 」

戦闘開始時のボイス

[ 贖罪(しょくざい)の意味 ]
1 善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。

2 キリスト教用語。神の子キリストが十字架にかかって犠牲の死を遂げることによって、人類の罪を償い、救いをもたらしたという教義。キリスト教とその教義の中心。罪のあがない。
 


羅刹のボイスやスキル名には聖書関連の言葉が多いと海外で話題になっているのですが、この「贖罪の時は来た」もその一つ
 
また、羅刹の故郷が「純庭教会」に関わりがあることは、星魂の名前やキャラクターストーリーでも示唆されていました。
 
 

羅刹の星魂2の名前「純庭の礼賜」
 
 
HoYowiki「純庭教会の聖騎士」より引用
 
 

<純庭教会の聖騎士 - ストーリー>

純庭教会は悪魔の力を利用するため、幼い悪魔の「サフィナ」を捕らえ、勇敢で沈黙な騎士に鍛え上げた。 彼女は人前で素顔をさらけ出すのを禁じられ、教皇の命に従い、聖女の”沈黙騎士”として従事することになる。
 
星の海から降り注ぐ力は、教会に「悪魔を罰する力」を与えたが、一方で人間性を奪う疾病を蔓延させた。

疾病に苛まれた騎士達は、
典礼と秩序を認識できなくなり
「悪魔の血を持つ者を一人残らず駆逐する!」
と喚きたて聖女に迫る。
サフィナは「沈黙騎士は聖女を守るためにある!」と彼らを討った。

同士であった騎士を討ち、落ち込む彼女に聖女は言った。
「親愛なるサフィナ、あなたが罪悪感を感じる必要はありません。これは星神の力を貪ろうとした、当然の結果よ」

 
聖女と沈黙騎士残し、純庭教会は崩壊。
「疾病の秘密」は彼女たちが永遠に守っていく事にした。

その後人々の間で「教会に駆逐された悪魔の血族は清潔なる沈黙騎士に憑依し、邪悪な魔女が騎士を操り教皇の秩序を破壊した」という噂が流れる。
噂はやがて「真相」となり、敬虔な信徒たちは沈黙騎士を災いの元凶とし、絶望と狂気を彼女たちにぶつけた。

居場所をなくした沈黙騎士に、聖女は里帰りを提案した。
「今から私は魔女になり、あなたは悪魔に戻るの」

サフィナは騎士の鎧を脱ぎ捨て、聖女バニラと共に悪魔の国への長い旅に出た。
 

HoYowiki「純庭教会の聖騎士」より引用

 
 

羅刹 キャラストーリー2より

彼はたまに故郷のことを思い出す。
悪魔、教会、狂気…それは決して美しい記憶ではない。
人々は、自分の街がいかに壊れるかを眺めるために、群れを成して高い所に登った。もし、全てが終わらなければいけないのなら、少なくとも目撃者と2つの目が必要である。

「どうして、今も故郷の服を着ているのですか?」
誰かが質問した。
「この服は僕に守るべき道を教えてくれる、それだけさ」
羅刹は答える。
 

HoYowiki「羅刹」より引用

 
「星の海から降り注ぐ力は、教会に悪魔を罰する力を与えたが、一方で人間性を奪う疾病を蔓延させた。」

という部分から、この純庭教会の使っていた力が「豊穣」に由来するのではという考察も。 この「純庭教会の聖騎士」に登場する教会はすでに壊滅しているので、羅刹との直接的な関係はなさそう? 

もしくは「純美の騎士団」のように「純庭教会」も銀河のあちこちに支部が点在しているのかもしれません。

今後どう羅刹に関わってくるのか…?
気になる所です。
 
 
 
キリストつながりということで、海外の考察の中には「羅刹の手袋の下に「聖痕」があるのではないか?」という話もありました。
 

聖痕(せいこん)は、イエス・キリストが磔刑となった際についたとされる傷、また何らかの科学的に説明できない力によって信者らの身体に現れるとされる類似の傷をいう。

そういえば、羅刹は料理している時も手袋外してませんでしたね。
 
 

崩壊スターレイル公式Xより画像引用

 
 
 



▶スキルボイス


【崩壊:スターレイル】イッテ星穹!
「羅刹:棺の中の秘密」より引用

「白花よ、咲け!」
「天賜を、授けん!」


戦闘スキル「白花の祈望」時のセリフ
手に巻かれた十字架から「豊穣の力」を放ち結界を発動、味方を回復する。
 
[ 天賜(てんし)の意味 ]
1 天からのたまもの。
2 天子からたまわったもの。恩賜。
 

 

天賜=「薬神から授かった恩賜」ということは、
羅刹が「豊穣の恩賜」を授けてる?

たびたび言われている
「羅刹=豊穣の使令説」が濃厚に
 
 
この回復術ができるの、今のところ
「羅刹」と「豊穣プーマン」
しかいないはず
(豊穣の玄鹿は、建木の枝先が回復してるのでノーカウント)
 
なんならプーマンよりお花たくさん咲いてますからね。
羅刹さん、豊穣の恩恵受けすぎじゃない?
 
 

HoYowiki「豊穣プーマン」より画像引用
【崩壊:スターレイル】イッテ星穹!
「羅刹:棺の中の秘密」より引用

 
 
 
 
 


▶必殺技ボイス


【崩壊:スターレイル】イッテ星穹!
「羅刹:棺の中の秘密」より引用

「永眠は終わりではない…」
「亡者は再び降臨する!」


必殺技「帰葬の成就」のセリフ
棺から光る茨が伸び、敵を拘束後ダメージを与える

これは棺を発動しているので、
棺にまつわるセリフなのではと。

「亡者は再び降臨する」ここだけ聞くと、棺の中の人は亡くなってる…という感じなのですが、実は生きているのか死んでいるのか、明言されていなかったり。
 
 

”この白い箱が気になるのかい?
これは「霊柩(れいきゅう)」というものだ。
死者を納める箱で、一般的には棺と言われている。”

”この棺を仙舟へ運ぶよう頼まれてね。”

この中にいるのは、僕とは無関係の人さ。ただ一度だけ、面識があったんだけどね。そして偶然にも頼まれて、ここまでやって来たんだ。
 

ストーリー・4
当方羅刹は、棺を背負い遠方へ向かう。
棺からは何も聞こえない。
棺は抗議しなかった。
抗議する権利もなかった。

「君が何も話さない時は、自由だよ」

「仙舟に行くといい」
棺を彼に渡した人は言った。

「誓いを忘れるな」
「永遠に忘れないさ」

そう言いながら、羅刹は心の中で別の誓いを立てた。

HoYowiki「羅刹」より引用



うまいこと生死の問題はぐらかされてる…?

「面識はあるけど、無関係の人」
「棺は抗議しなかった」

確かに羅刹が一方的に棺に話しかけている描写はあるけれど、中の人がそれに答えたことはない。
 
人であるなら、あの茨は一体なんなのか?
セリフの「亡者」はどこからきているのか?
果たして「誓い」とはなんなのか…?
深まる謎……。

 

【崩壊:スターレイル】イッテ星穹!
「羅刹:棺の中の秘密」より引用


あと、この必殺技発動時、
茨の攻撃をうけた敵から「魂」ぽいものが抜けてるんです。
 

【崩壊:スターレイル】羅刹 キャラクターPV
「行者の誓い」より画像引用

 
羅刹のキャラクターPVの中では、棺の周りの花が枯れていく描写も。

棺が「魂」もしくは「生命力」を奪ってる?
 
うーん…… 謎多き棺 



 
 
 


▶ここからネタバレ考察 


[9/10 追記] 
Ver2.5 後編「星天演武典礼」
最後の最後で、羅刹の棺の秘密がサラッと暴露されるとは…!
 
棺の中身は
「繁殖『タイズルス』の残滓の一部」
 
それ…宇宙で一番の厄ネタなのでは…?

HoYowiki 「繁殖」タイズルスへのリンク
 
 

▶繁殖『タイズルス』とは?


HoYowiki「繁殖」タイズルスより画像引用

 
蟲星のマンドラ島で行われた蟲の大虐殺がきっかけ。
大虐殺で生きのこった1匹の蟲が、孤独感から「繁殖」の運命に目覚め「星神・タイズルス」に昇華した。
タイズルスは眷属「スウォーム」を無限に繁殖させ、他の星々へ飛翔。星の草木や生物を食べ尽くし「宇宙の蝗害」を引き起こす。

スウォームの大量発生に目をつけた「貪慾」ウロボロスが、彼らを飲み込もうと捕食を開始。彼らの対立により数多くの星がウロボロスに飲み込まれ、消えていった。

これを危険視した「秩序・エナ」「存護・クリフォト」に取引を持ちかけ、「タイズルス」討伐に乗り出す。

最終的に「均衡・互」「存護・クリフォト」「開拓・アキヴィリ」「愉悦・アッハ」「調和・シペ」がタイズルス討伐に協力。 

クリフォトが巨大な鉄槌をスウォームに降り下ろし、タイズルスを滅ぼした。
 

 

【崩壊スターレイル】ストーリーを楽しむための世界観 解説【宇宙の蝗害 編】
スキル。さんの考察動画

「宇宙の蝗害」の発生とその過程を、詳しくまとめられています。とてもわかりやすいので見ておくと今後のストーリーが面白いかと!

 
 
 
 


▶「繁殖・タイズルス」の残滓


 
開拓者の中の「繁殖・タイズルス」のイメージといえば「蟲」だが、あれは眷属「スウォーム」の姿
公式で発表されているイメージにはを操る王」がいる。

もしかして…「蟲の王・タイズルス」は
「蟲から進化した人型生物」だったのでは?

生命の繁殖は、
基本オスとメスの「番(つがい)」
もしかして番を殺された悲しみで星神化した…?
 

 
「宇宙の蝗害」内の会話の中で、天才クラブのスクリューガムが「『豊穣』と『繁殖』が関わってる可能性がある」と話している。

「繁殖」の残滓から「豊穣」が生まれたのではないか説
そう考えると「豊穣」は繁殖の「愛」から生まれた星神なのではないかと考察。 「仲間を想う愛」が形を変え、薬師が願う「生命を絶滅させることなく繁栄させること」という願いになったのかもしれない。


となると、羅刹が棺に入れているという「繁殖の残滓」は繁殖が生まれたきっかけである「孤独感」ではないかと考察
殺されてしまった相手を今も探し求めているのでは…?
 
分かれてしまった2つ残滓
羅刹が棺に入れている「孤独」
「愛」である豊穣と引き合わせようとしているのかもしれません。
 

 
 
 


▶ルアン・メェイと「タイズルス」


【崩壊スターレイル】
天才クラブ81ルアン・メェイの登場シーンまとめ
ゆきの様

 
ルアンがこの案件に関わっているのは
彼女の研究テーマである「生命の本質」を研究する過程で「タイズルス」に興味をもち、その遺伝子から「クローン体」を制作したから。
 
もしかしたら、羅刹たちはこのクローン体に「タイズルスの孤独の残滓」を組み込もうとしているのではないだろうか?

「孤独」が体を持ったなら、それはもう別個体
「新しい蟲の王」の誕生!

別個体であれば
「愛」である豊穣と番うことができるのではないか…?


「タイズルス」の運命である「繁殖」の願いが成就したならば、星神は消えるはず。それにともない番である「豊穣」も共に消える…。

ある意味、時空を超えた壮大な「愛の物語」


羅刹のPVの中にある言葉
「世の流浪者に根を張る場所などない…
 だが、君の約束を見届ける両目は必要だろう?」

このセリフも意味が違って聞こえてきますね…。
 

 
 
 


▶敵対勢力


【崩壊:スターレイル】 千の星を巡る紀行PV 「誓環の石心・天秤の両端」

 
「繁殖と豊穣の番(つがい)策」
死なない「豊穣」対策としてはかなり有効な案だけど、豊穣に消えてほしくない勢力には危険な考えなのでは?
 
薬師を信奉してる「薬王秘伝」「豊穣の民」や、なにか裏がありそうな「存護・クリフォト」を崇めているカンパニーなど… 敵がたくさん。
 
実際、ルアン・メェイの研究所に、カンパニー顧問の「Dr.レイシオ」がすでに現れていた。ということは、カンパニーはすでにこの計画に気づいているのではないか。


「十の石心」PVで
「神々の戦のため、犠牲を惜しむな」
「ハンマーは振り下ろされた」
って言ってるんですよね…。

十の石心のマークデザインも、明らかに「蟲の顔」ですよね? 意図してデザインされてる気がする。そういえば実際「虫入り琥珀」という化石もある…。
 
もしかして…カンパニーも
「繁殖『タイズルス』の残滓の一部」を
所有してる可能性あり?

どうもきな臭い…
今後の十の石心たちの行動にも注意したい所
 

「存護・クリフォト」と「十の石心マーク」

 
 
 


▶これからの行方


 
打倒「豊穣」の要となる「棺」を
敵勢力に奪われるわけにはいかない。

それを先読みし、羅刹たちは羅浮に星核を持ち込み騒ぎを起こし、あえて「仙舟同盟」に捕まったのでは? 同盟は「薬師絶対倒す」勢力だから、一番安心な場所である。

己を囮にし、羅刹たちに協力していた
「星核ハンター」は、味方側と言ってもいいのかもしれない。


これから起こる「神々の戦い」
仙舟同盟、列車組、星核ハンター、そして天才クラブを巻き込んで、宇宙規模の戦争になりそうな予感…!
 

 
  



[ 読むと楽しい考察リンク ]

【スタレ考察】宇宙の蝗害を分かりやすくまとめてみた
タケノコ49さんの考察
 

 【スターレイル】「宇宙の蝗害」のストーリーと
隠された陰謀について考える

酒呑ルトさん考察


 
 
 


 
今回、羅刹のセリフを深堀りしてみたんですが、
調べれば調べるほど謎が深まる男「羅刹」
 
 
棺についてのネタバレを知ってしまったら、
この人の頭の良さ、先読み力、その度胸にに更に感服……。
あんなの涼しい顔して持ち歩けないよ…!

いや~羅刹さんはやっぱり面白い!!
今後も追いかけていこうと思います。
 


崩壊スターレイル公式X垢より引用

 
 

  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?