マダミス「カミガミノヤカタ」※ネタバレ注意
マーダーミステリー「カミガミノヤカタ」の感想です。お話を知ってしまうと、自分で体験できなくなってしまいます。
まだ遊んでいないという方、これから遊んでみたい方は、体験後にお時間あれば、読んで頂けると幸いです。
今回、小説家で遊んできました。小説家の最初のお話を読んで、名前本名のほう書いているのだろうな、薬で年齢疑われるなという感じでした。他にちょっと違和感を持った所は、題名です。神々の館、複数形。芸術家たちのことを示しているのか、主のことなのか、この複数形が事件に関係しているのか、考えすぎか。
最初に、自分の役である有栖の物語を読んだだけで、色々考えてしまいました。
みるふぃーゆは、お姉さんとのことを隠すために、自分のことを姓の有栖で呼ぶようになったのかな。それまでは名前か、お姉さんが呼んでくれていた愛称が一人称だったのかもしれない。
他の芸術家について、最初から年齢バレているのではとも考えていました。3人とも優しく接してくれていましたから。
館の主のシーン、驚きました。それまでのほのぼのした雰囲気からマダミスするぞ! という切替でしたね。そうしてここから、怒涛の館探索でした。
館探索、時間と手に入る情報が素晴らしく噛み合っていたと思います。噛み合っているというのは、その部屋だけでは推理に足りない、他の情報を相手から聞き出すには時間が足りない、という面においてです。バラバラの欠片を、いかようにも繋ぎ合わせることができる。推理力の高い方は、あれだけで真相に辿り着くのでしょう。
推理披露と投票、何で逆順なのかわからなかったのですが、今回のエンドがてるあきさんエンドだったので、そっかーー!!となりました。
カミガミノヤカタ、4人それぞれまったく違う行動指針があって、それがステンドグラスから射し込む光の様に、グラデーションを作っていたのかな。
みるふぃーゆとしては、姉の本のトリックが使われていたり、メイドさんに沢山お話できて楽しかったです。
今回同卓した方、皆さん推理が凄かったり、ロールプレイに惹き込まれたり、ひこまろさんの歌にびっくりしたり、と楽しい時間を過ごすことができました。GMさんには、メイドさんに色々質問して困惑させてしまったかもしれません。その質問は、みるふぃーゆの書いた作品を意識してのものでした。
カミガミノヤカタ、主の話もメイドさんの話も2人の彫刻家、今回呼ばれた4人それぞれの話、誰の視点で物語を体験するかで、かなり違った物語になっていたと思いました。
とりえもすたぶさん、素敵な作品をありがとうございました。