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自作PCを無事windows設定完了まで導いたこと

初めまして、気緩み物語と申します。

先日、自作PCを組みました。正直組み立てるだけなら簡単です。各パーツの説明書を見れば丁寧にイラスト付きで手順を書いてくれていますし、YouTubeを検索すればPCの組み立て方はいっぱい出てくるので、数個見れば大体わかります。問題は組み立てた後。電源ケーブルやHDMIを指して、いざ電源ボタンを押してみたら、

「画面が映らない…」

なんとか画面が映るようになって、windowsをインストールした後も、

「windowsの初期設定が終わらない,,,」

などの問題が発生して、徹夜で試行錯誤する羽目になりました。なので今回は、次に自作するときの覚書として、また皆さんにも同じ現象が起きた時に少しでも参考にしていただけたらと思い筆をとらせていただきました。では早速、「自作PCを無事windows立ち上げまで導いた3つのこと」を紹介します。


メモリは体重をかけて目一杯奥まで差し込む!

はい、いきなり素人丸出しですね(笑)。メモリを差し込むときってこんなに力がいるものなのかと痛感させられました。

初めにメモリを差し込んだときは、なんとなくはまった感覚があったので、そのまま全部組み上げて意気揚々と電源入れたら画面が映らず。そしてマザーボードにはメモリーエラーを表す黄色いLEDが光っています。マザーボードとメモリの相性を調べて双方買ったので、相性問題はなし。考えられるのは差し込み不良か初期不良かのどちらかだと考えました。その時私ができることといえばメモリをもう一度取り付けてみることしかなかったので、PCを一回バラしてもう一度、今度は体重をかけてメモリを押し込みました。すると、メモリはさらに奥に入り込み、「カチッ」という音と共にがっちりはまったのです。この時、マザーボードがしなるくらい体重をかけていて、これが力加減のいい目安になるのかなと思います。

グラボはwindowsをインストールした後につける!

上記でメモリエラーは解消されましたが、まだ画面は映りません。そしてマザーボードにはストレージエラーを示す緑のLEDが点灯していました。M.2 SSDの差し込みが甘かったのかなと思い、バラしてもう一度差し込んでから起動するも画面は映らず… ここで沼にはまってかなり時間を浪費しました。

長い時間ググっていると、「緑のLEDは、SSDが正常でwindowsが入っていない状態でも点灯するらしい」ということが分かり、ここでSSDの問題ではない可能性が浮上しました。であれば「映像がうまく出力されていないのか」と思って、一度グラボを外してマザーボードから出力したら、モニターにBIOSの画面が映りました。

ここでの私の感情としては、「良かった…」と安堵するよりも、「このグラボは初期不良なのか?」という絶望感が強かったです。しかし、windowsのインストールが終わった後にグラボをつけると、問題なく出力されて、4Kの重量級ゲームも遊ぶこともできました。グラボの初期不良でもなく、最初はマザーボードから画面出力する必要があるみたいです。

ですが、今回はGPU内蔵のCPUを使っていたからマザーボードから出力できてよかったものの、GPU非搭載のCPUはどうするんでしょうか…これからまた自作するときは、GPU内蔵のCPUにお世話になりそうです。

コマンドプロンプトはウィンドウを最大化してから入力する!

BIOS画面が拝めたので、いったんPCを落とし、windowsインストール用のUSBを指してから再度起動します。windowsのインストールが終わり、設定画面でインターネットの接続を要求されたので、有線LANを接続しました。しかし、ネット接続を認識してくれません… 他の機器ではネットが来ていることを確認できているので、最初はPC側の不具合を疑いましたが、とりあえずオフラインで設定を完了することにしました。ネットを要求された画面でコマンドプロンプトを開き、特定のコマンドを入力すると、インターネットの接続なしでwindowsの設定ができるようになります。やり方はこちら↓

しかし、コマンドプロンプトに入力しようとしても、全く入力を受け付けてくれず、文字が打てませんでした。手前の画面やBIOSでは入力できていたので、キーボードの問題ではありません。どうしたものかとGoogleの海をさまよっていたら、「ウィンドウを最大化したらコマンドプロンプトが打てるようになる」という情報を見つけて無事設定を完了することができました。

ネットの方はwindowsの設定が終わった後認識するようになりました。グラボといいネットといい、windows設定後にできるようになるものが多すぎん!?

最後に「最初から初期不良を疑うのは悪手」

このように紆余曲折ありながら、何とか自作PCをwindows設定完了までやり遂げることができました。今回自作PCを組んで得た教訓は、「不具合が発生したときに最初からパーツの初期不良を疑うのは悪手」です。パーツメーカーは不良品を出さないように日々企業努力を重ねています。恐らく私の手元にあるのは幾人もの目を搔い潜って検品された商品でしょう。対してパーツを組み立てるのは私一人です。この状況でなにか不具合があったときに、原因を疑うべき工程は言うまでもありません。すぐに他人のせいにせず、まずは自分に何か出来ることはないかを考える。自作PCに限らず、仕事でもプライベートでもこのスタンスで取り組みたいものです。

駄文失礼しました。ではまた。


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