営繕業務とは
ホテルニューミヤコでのビル管理の仕事を8か月勤めて転職した。転職理由は、単純にそこでの仕事が嫌になったからだ。時給も安く、交通費も少なく、駐車場代も取られ、仕事内容もつまらく感じていた。
通勤時間が半分で、少し時給が良く、交通費も多く、駐車場代が無料の仕事を見つけてしまった。ビジネスホテルの営繕業務だ。
リニューアルオープンで、経営者が変わり、新規に採用してもらった。最後の勤め先と思ったのに、あっけない転職になった。8万程度だが、年金をもらえる様になったことも大きい。
経営者が変わったが、勤めている人達は一緒という環境で、今まで無かった営繕という職種に就いた。フロント係、ルーム係という位置づけで、ルーム係を統括する会社に雇われた。
勤めて、先輩職員がいなく、たった一人の部署で、与えられた指示書から掘り起こして仕事を見つけてする。
ホテルニューミヤコでの経験は、非常に大きく役にたった。たった8か月だが、自分から進んで学んだことが、身に就いていて、様々なところで行かされる形となった。
雇う側からしても、実際の営繕という仕事の範疇を把握していない部分があり、経験値の違う従業員の在り方も判別できない状態と感じた。手探りだが、しっかりとした雇用体制を取ろうと必死に、マニュアルを作っているけど、機能してない。
私も、かなり迷いながら仕事をしている。コツコツホテルの構造上の仕組みを把握したり、今までの補修の仕方を確認した。営繕と名うっているから、何かを直す仕事なのだが、そのテリトリーの住み分けができていない。こちらで直すのか、業者に委ねるかだ。
ただ、どこまで自分が業者に近いことができるかを知るのは、楽しみであり、やり遂げた時の達成感もある。多分自分に向いているポジションなのかもしれない。自分の成長を感じることのできる仕事だからだと思う。