高性能なブレーキ#3
おはようございます。きゆなゆたか、といいます。ここまでお越しいただきありがとうございます。このnoteはあなたの貴重なお時間をいただいていますが、無駄になると思います。でも、ドーナツは、穴が空いているからこそドーナツとなります。無用の用、無駄を愛する気持ちで読んでもらえると嬉しいです。
さて、今週の月曜日から高性能なブレーキとしての"経理"について書いています。大体の書きたいことをイメージしていますが、一筆書きで書いているので、少し脱線もあります。
ちなみに皆さんは、簿記というものを知っていますか。イメージとしては、昭和な感じがありませんか。例えば、
こちらから声をかけると上目遣いで「何かよう?」といいそうな両腕に黒いカバーをしたおじさんが、眼鏡を少しずらして、こちらを見る、
みたいな雰囲気のある部署が扱っている感じです。
僕の父も経理をずっとしていたので、小さい頃からはこんなイメージもってました。
あと、皆さん、算盤って使うことできますか。たまに親の影響で小さい時から算盤と暗算をやっている化け物みたいなこどももいますが、普通の学生だと触ったこともないかもしれませんね。
パソコンがない当時は、鉛筆と算盤で計算して、手書きで記入して、縦計合わないとやり直しな感じ。今は、パソコンのエクセルや会計ソフトを使って手間は減っているとおもいますが、今も昔も取引の一つ一つを理解して、処理して集計区分する作業となります。この辺りは変わりません。
個人や会社の取引を処理する方法を簿記では"仕訳"といいます。簿記の基本となる技法です。右と左のそれぞれの合計金額を合わせて、あらゆる取引を表現できる方法です。簿記では左側を借方(かりかた)、右側を貸方(かしかた)といいます。なので、左と右が一致することを貸借一致といいます。ちなみに会社の財政状態を示す表を貸借対照表といいますが、この簿記の技法から来ています。
仕訳自体は、過去の事例をもとに処理されるので、機械化しやすい、AIの得意分野です。でも、取引の集計結果をもとにこれからどうするのか。もっとイベントや広告打って突っ込むのか。いやいや、このタイミングだとやばいので経費抑えて、資金繰りに注力するのか、といったアドバイスをマネジメントの方にする、もしくは、経営者として判断することは、まだ、AIでも難しい所だと思います。
こんな痺れる判断の経験をストックして機械に覚えさせることができれば、いずれは機械でもできるかもしれません。
でも一人の経理マンとしては、機械ができるかもしれない判断かもしれませんが、自分が信じる結果をまとめて、伝える、行動するということは何事にも代え難いことなので続けていきたいし、こんな気持ちの経理マンが増えてくれるといいなぁと思います。
あれれ、簿記の技法である仕訳の概要を説明しようと思っていましたが、なんだか変な方向に来てしまいました。
(今日の仕訳)
現金でハンバーガーを1000円で売った時の仕訳
借方 現金 1000 / 貸方 売上 1000
借方は、お客様から受け取った現金を示しており、貸方は、ハンバーガー販売による売上高を示します。
今日も一日良い日でありますように。