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「ITコーディネータ試験」に合格するための事前対策&研修に向けて
昨年9月、実際に受験してきました。
私自身がそうだったように、ITコーディネータ試験に初めて挑戦する方や、効率的な学習方法を求める方を意識した事前対策です。
また、実際に研修参加する前の心構えや研修の進め方などをお伝えします。
いままさに試験申し込みが始まっている時期だと思います。
【第54回】2024年度第2期
■予約期間:2025年1月16日(木)~3月6日(木)
■実施期間:2025年1月23日(木)~3月10日(月)
基本テキストとなる『ITコーディネータプロセスガイドライン(PGL)は、現行:PGL Ver.3.1「IT経営推進プロセスガイドライン」から新しく、PGL Ver.4.0「デジタル経営推進プロセスガイドライン」にアップデートされています。
上記に伴い、ITコーディネータ資格取得に係るITC試験、およびケース研修は2025年度より新PGL Ver.4.0に準拠した内容に改訂される予定のようで、現行(PGL Ver.3.1)内容での試験は54回試験までとのこと。
※いま実施されている試験のことです
私自身もこの資格を取得したとき、勉強時間の確保や慣れないキーワードに戸惑いました。しかし、明確な計画を立て、効率的に学習することで合格できました。この記事では、その時の経験も織り交ぜて、みなさんの試験準備を全力でサポートします!
1. はじめに
ITコーディネータ試験とは?
資格の概要
「ITコーディネータ(ITC)」は、企業や組織がITを活用してビジネス課題を解決するためのプロフェッショナル資格です。単なる技術者ではなく、経営や業務プロセスを理解し、企業のIT戦略を支援する役割を担います。試験の位置づけ
経済産業省が推進する「IT経営力向上のための人材育成」を目的とした資格であり、日本国内におけるIT分野の信頼性の高い資格の1つです。ITスキル標準(ITSS)におけるレベル
主なIT資格試験をレベル別に記載したものですが、高度情報処理技術者試験と同レベルの4という位置付けになっています。
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試験の特徴と意義
現代社会における重要性
デジタル化が加速する現代では、企業の競争力強化にITの活用が不可欠です。特に中小企業では「IT化の重要性は分かるけれど、どこから手をつけるべきか分からない」という課題を抱えることが多いです。ITC資格を持つ人材は、このような企業の「IT導入の道しるべ」として活躍できます。企業や個人へのメリット
企業側:ITコーディネータが社内にいることで、IT投資の効果を最大化し、経営の質を向上させられる。
個人側:資格を取得することで、ITの専門性だけでなく、経営や業務改善の知識も体系的に学べるため、キャリアアップに繋がります。
どんな人に向いている資格か
対象読者のイメージ
IT業界でキャリアを積んでいるが、ビジネス知識を深めたい人。
中小企業診断士やプロジェクトマネージャーとして、ITの知識を補完したい人。
経営者や管理職として、IT投資を効果的に行いたいと考えている人。
例として挙げると
「ITエンジニアからITコンサルタントへの転身を考えている方」
「社内SEとして経営層とのコミュニケーションを強化したい方」
2. 試験概要
試験の構成(形式、科目ごとの配点など)
試験形式
ITコーディネータ試験は、CBT(Computer Based Testing)形式で実施されます。これはコンピュータを使って受験する方式で、全国の試験会場で実施可能です。
試験時間は約120分。マウスやキーボードを使用して回答します。
出題内容
試験は選択問題(マークシート形式)が中心。問題は基本的に4択で、正解を1つ選ぶ形式となり、問題数は100問(必須60問/選択40問)です。
試験の構成
試験は以下のような構成から出題されます:
必須問題(60問)
PGL全体の領域から出題される基本問題(40問)
PGLのIT経営共通領域から出題の応用問題(20問)
選択問題(40問)
経営系問題(40問):経営戦略・業務改革・IT戦略
情報系問題(40問):IT戦略・IT利活用
※選択は申込時に「経営系」か「情報系」を選択
合格基準
受験者の平均点と合格率
合格率は55%〜70%程度です。
難関資格ではないものの、事前対策を行っておきたいところです。
• 最新の試験日程・費用
申込期間
年間2回(各期間1ヵ月程度)の受験期間があり、申請時には公式サイトから必要な手続きを行います。
試験日
年に数回実施され、試験日は地域によって異なります。
最新の試験日程は公式ウェブサイトで確認してください。
試験結果発表
CBT試験のため、試験終了後すぐにスコアレポートが発行されます。合否が即時にわかるのも特徴の1つです。
受験料
受験費用は約19,800円(税込)。クレジットカードや銀行振込で支払います。受験費用とは別に研修費用(220,000円)も必要です。
また試験合格後、登録費用として22,000円ほど掛かります。
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