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2022/7/7~7/13 ゼロから始める東北大遠征!MO秋田・岩手 前編
前回の旅から3ヶ月後…
22年度夏季青春18きっぷ期間スタート(੭ˊ꒳ˋ)੭
夏期はまず、前々から計画を練りに練っていた、ほぼ手付かずの東北地方の攻略にかかりました
香川県在住のため、東北地方への遠征はハードルが高く、何度も遠征していると往復の交通費だけでけっこう嵩んでしまいます…\(^o^)/
そのため、北海道&東日本パスを最大限活用
1週間まとまった休みを取り、1回の遠征で一気に全て埋めてしまおうという大胆不敵な計画です 狂気的とも言う おバカさんとも言う無謀な一発勝負でしたが、結果は…?
当然長くなりすぎるので、前中後編の3記事に分けてお送りしますw
それでも長いので…お時間のある時にでも読んでやってくださいm(_ _)m
7/7 1日目
七夕から始まる大遠征
1週間の遠征なんて当然初めてで、この時は正直不安が先行していました
本当にそんな計画通りに都合よくいくのか?と…
ただそれと同じぐらい、まだ見ぬ地方へと向かうワクワクもあったのも事実!
高松空港からLCCで成田空港へと降り立ち、今回の旅はスタートしました
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幸先のいいスタートです
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オタクなら1度は訪れたい聖地です
成田空港を堪能し、いよいよ移動スタートです
この旅は、主に「北海道&東日本パス」を利用し移動しています!
1週間、東日本~北海道エリアの普通列車が乗り放題になる、超お得なきっぷです
しかも青春18きっぷよりお安い上、青春18きっぷでは乗れないIGR銀河鉄道や北越急行にも乗車できるスグレモノ!
メモラー御用達きっぷです、東北地方を巡る際は超オススメ!
空港第二ビル駅から成田駅へ向かい、成田線へ乗り換え
香取駅から鹿島線でJRの終点、鹿島神宮駅へ向かい鹿島臨海鉄道に乗り換え、水戸駅へ
再びJRに乗り換え、常磐線で一気に仙台駅へと向かい1日目は終了です
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まずは反時計回りで東北地方の海岸沿いを1周し、その後内陸部を攻める計画です
鹿島神宮と水戸を繋ぐ鹿島臨海鉄道はもちろん乗車必須路線
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前面のドットがオシャレ
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ガルパンは いいぞ。
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現役の内に乗車できて本当に良かったです
これだけは狙って乗車しました
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ありがとう…
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…長い!!2020年まで読み仮名の文字数で全国1位(タイ)でした
鹿島臨海鉄道、臨海の名から海沿いを走る路線かと勝手に思ってましたが
実際は山中を中心に、車内放送が聞こえないぐらい豪快な駆動音でグングン走る路線でしたw
景色も駅舎もローカル感たっぷりで、乗車していて本当に楽しかったです!
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恥ずかしながら、ガルパンを知ってからしばらくは「だいせん」と読むと勘違いしていました
大洗駅を抜け、水戸駅に到着
50駅超えの長丁場、常磐線へ挑みます
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想像以上のとても立派な駅でした
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原ノ町駅の乗り換えで、ついに行先票に仙台の文字が
常磐線の長丁場を制し、夜更けに無事仙台駅に到着しました(´∀`)
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人生初の東北入りです
常磐線だけで6時間近く乗車しており、夜ご飯を食べれておらず
もう遅い時間だしどうしよう?と考えていたら、駅前に定食屋さんを発見
ちょっと覗いてみるか…と店前のメニューを見て、目ん玉とびでそうになりました(°д°)
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色んなメニューを頂き、お腹いっぱいになりました✨
駅前にあり、圧倒的にコスパがいい上、遅くまで営業している…限界メモラーにピッタリですね( ◜ᴗ◝ )
この一件で半田屋さんのファンになり、仙台駅に立ち寄った際はいつも寄らせて頂いてます
いつもありがとうございます!
こんな感じで1日目は終了
偶然にも、この時点での取得駅数が5000駅ちょうどとなっていました!
いよいよ明日から、本格的な東北地方の攻略に入ります
ここから新駅がどれだけ増やせるのかワクワクしつつ、眠りにつきました…
7/8 2日目
東北地方の本格的な攻略に入る2日目
1日目に引き続き、沿岸部から攻めていきます
まずは仙石線を完乗し、石巻駅へ
石巻駅から石巻線で前谷地駅へ向かい、気仙沼線へ乗り換え
現在の気仙沼線の終点、柳津駅へ向かいます
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石巻線 前谷地~小牛田間
石巻線 石巻~女川間
はそれぞれレーダー取得しています
松島海岸~小牛田間は松島海岸・小牛田の双方からレーダーを飛ばすことで取得可能
石巻線 石巻~女川間は、石巻駅からだと女川駅のみレーダーが届きませんが、この後乗車するBRTからレーダーが届きます
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萬画の国、初めて知りました
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駅では仮面ライダーとサイボーグ009のキャラがお出迎え
駅から石ノ森萬画館までの道のりは「石巻マンガロード」と呼ばれ、数々のキャラクターが出迎えてくれます
興味のある方は是非訪れてみてください
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東北地方に来たことを実感させられました
そして電車は柳津駅に到着
ご存知の方も多いと思いますが、気仙沼線の柳津駅から先、柳津~気仙沼間は東日本大震災の影響により、廃線となってしまいました
そのため、ここから先はBRT(いわゆる代行バス。バス高速輸送システムと言います)を利用し先に進みます
柳津駅からBRTで気仙沼駅へ
気仙沼駅から、同様の理由で廃線になってしまった大船渡線のBRTへと乗り継ぎ、盛駅へ向かいます
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駅メモ的には、気仙沼駅のT字エリアが難関
どの方面もレーダー取得で誤魔化す事ができず、必ず1路線は往復もしくは2回乗車が必要です
どの方面も本数が少なく難所ですが、大船渡線 一ノ関~気仙沼間はスムーズに折り返せるダイヤが幾つか存在するため、ここを往復するのが一番効率が良いと思います
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かつては路線の続きがあった事をまざまざと思い知らせてくれる駅名標です
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いいローカル感です
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町は震災からすっかり復興していましたが、所々に震災の爪痕が意図的に保存されており、綺麗な街並みと対照的だったのが印象的でした
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特に海岸沿いは「全て」が綺麗な街並みで、震災が全てを洗い流しリセット、それを見事なまでに、一様に復興したという事実、日本の素晴らしさを感じました
気仙沼駅に到着
BRTを乗り換え、引き続きバスで大船渡線の廃線区間を進みます
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震災を受け、子供たちに笑顔を届けるために始まったポケモンとのコラボプロジェクトの一環
気仙沼線 一ノ関~気仙沼間は土日に1日1往復、ピカチュウ列車が今も運行中です
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お子様と一緒に、是非訪れてみてほしい駅です
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廃線になった後、BRTの停留所として「奇跡の一本松」駅が開業しています
合計で3時間近くバスに揺られ、盛駅に到着
震災の被害をモロに受けた区間とあり、景色を見ていて様々な思いが湧いてきました
それと同時に、生々しい被害跡と復興した街並みをこの目で見られて良かったと、心から思いました(˘ω˘)
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味のある駅舎です
ここからは再び電車移動となります
盛駅から、三陸鉄道リアス線で釜石駅へ
釜石駅からJR釜石線で花巻駅へ、一旦内陸へ入ります
東北本線で北上し、盛岡駅へ
盛岡駅からいわて銀河鉄道~青い森鉄道を経由し、八戸駅まで向かいました
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盛岡駅からは、好摩駅から分岐する花輪線と合わせると5方向に路線が伸びていて、どのように乗車するか悩ましいエリアです
この中で唯一レーダーで埋めることのできる北上(花巻)~盛岡間を挟み込みレーダーで埋め、2回盛岡駅を通過して残りの4路線を埋めるのが理想ですが、周辺路線の本数的にかなり厳しいです
そのため今回は1路線を往復移動で埋め、残り4路線を2回の通過移動で埋める事にしました
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駅名標が洒落てます
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駅舎には名産品のホタテをモチーフにした絵馬がズラリ!
左に見えているのは三陸鉄道のオリジナルキャラクター「恋し浜レン」です
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七夕の時期という事もあり、風流な飾り付けがされていました
釜石駅からJR釜石線へ乗り換えます
快速はまゆりで盛岡駅へ
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日本には数少ない、快速車両ながら指定席が存在するレア車両です
盛岡駅へ到着後、IGR銀河鉄道で八戸駅へと向かいます
帰宅ラッシュと完全に重なってしまい、写真が撮れなかったのが残念!
青を基調としたラッピングが素敵な車両でした(*´︶`*)
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東北地方には一戸~九戸まで各漢数字を冠する地名があります…が、四戸だけ存在しません
これには諸説ありますが、その昔四戸地方を収めていた武将が戦に敗北した際、地名もろとも消滅してしまった説が有力なんだとか
いよいよ本州の北の端、青森県へと入り感慨もひとしお
このままどんどん先に進みたい欲が出てきましたが、グッと堪えて折り返し
盛岡駅まで戻り、2日目は終了です
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限界旅にしては珍しく(?)、まだ夜の10時前でした
そのため夜更けまで盛岡駅周辺をブラブラしていたのですが、盛岡駅から少し歩いたところに素敵な光景が広がっていました!
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明かりに誘われるまま、進んでみます
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北上川沿いに200mほど展開するこのエリアは「木伏」(きっぷし)と言い、色々な地元グルメを堪能できます
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様々なジャンルのお店が軒を連ねています
偶然の素敵な出会いに感謝し、晩ご飯をたらふく頂きました( ⸝⸝>⤚<)
途中地元の方とも交流しましたが、お酒の入ったバリバリの方言、正直何を言っているかあまり理解できませんでした…w
地元の方達と楽しく交流し、すっかり夜も更け…
最後に「まだおでってくんなせぇ」(また、おいでください)と暖かい声を頂き、改めてこの先の旅の成功を願い、心地よい眠りにつくのでした…
今回の記事はここまで、中編に続きます
ここまでは順調な旅路ですが、果たして…?
つづく