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乃木坂46に学ぶ twitterフォロワー獲得術

「ぜったいにつぶやけない話 2017年4月第4週」

フロントエンド

バックエンド

という言葉をご存知でしょうか

フロントエンドとはビジネスにおいて

前面に押し出して販売する商品、最初に見せる商品

いわばメインとなる目玉商品です

バックエンドというのは

フロントエンド購入者に対してさらなる売り込みをかける商品

まあ付属商品のようなイメージです


吉野家でいうと

フロントエンドは牛丼です

安い、美味い、早い

本当に驚くほど安価で美味しい商品を提供してくれます

でも牛丼では儲からない

牛丼の原価率だけでなく人件費や広告費その他一般管理費を考えると

300円で儲けなど出るはずもない


でも

吉野家さんは出店しまくっています

しっかりと利益を出しているからこそ

次なる出店費用を捻出できるのですね


そこには

コールスローや卵といったサイドメニュー

つまりバックエンドの商品の利益によるの支えがあるわけです

ですから全ゲストが牛丼だけ食べて帰っていたら

ビジネスとしては相当に厳しいはずです

(それだけの素晴らしい商品を提供しているということの裏返しですが)

旅行代理店のツアーであれば

安価なエアと宿泊のパックをフロントエンドとし

バックエンドはオプショナルツアーですね

このようなビジネス上のからくり

いや

からくりではなくて戦略というのは客商売の基本中の基本です


ものすごい敷地に

素晴らしいデザインで

たくさんの人員を配置して

さらに無料で本を読ませる蔦屋書店さんは

じゃあ一体どこで儲けているのかと

渋谷スクランブル交差点でわずか100円のDVDをレンタルしていて

どうやって利益を生み出しているのだろうかと


そんなことを考えると

町中に勉強になるビジネスモデルは溢れています


AKB48やジャニーズ

LDHのグループも

きっと同じフロントエンド、バックエンド戦略をとっているのではないかとぼくは考えます


1人のスーパースターを生み出すのには

実は広告費を含めて莫大なお金がかかっています

それでも売れたらいいですが

そう簡単に売れるものではない

スーパースターの売上が他のメンバーに分配されるというように考えられていますが

トータル的に、長期的視点で見ると

その他大勢の僅かなギャラを積み重ねた売上が

スターを作り出すための広告費に使われると


ですからそういう意味での大所帯のメリットもあると思うんですね


さらに面白いのは乃木坂46のお話です

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