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INDIA Daily vol.2

今日は昼にホテルを出て、ニューデリーに向かう。ニューデリーはインドの首都のようなもので、人口は2000万人超。インドの中では北に位置するため、今日の最高気温は17度ほど。湘南エリアの天気とさほど変わらない寒さだったりする。

空港までは今日もホテルの車が送ってくれた。
前日にコルカタについたのが深夜2時だったため、道路は真っ暗であまり状況がわからなかったけど、昼間の今日はものすごい車とバイクの量。常にクラクションが鳴っている状態。彼らにとっての「クラクション」は危険を知らせるものではなく、存在を伝えるものらしい。
ちなみにインドの交通事情はまじでくそ。みんなありえないぐらいに交通ルールを無視する。3車線しかない道路に普通に車5台が並んでいたり。ほんと事故にならないことが不思議なレベルだ。

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昨日「人が住んでるのか?」と思った、道路沿いの町並みも、昼間になると生活感がにじみ出ている。明らかに貧しそうな、はっきり言えば、汚い家が並ぶエリアなのだけど、なんだかみんな元気そう。なんでだろう。色?

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こんな町並みが一泊数万円するホテルから車で数分の場所に広がっていることがインドのおもしろさなのかも。

空港について昼食を食べてからデリーに向けて出発。
インドはいま政治的な情勢も緊迫している(らしい)ことからセキュリティチェックがめちゃくちゃ多い。厳しくはないんだけど(みんなやる気ないし)、単純に回数が多い。しかも無駄に係の人がでかいし、軍服みたい制服を着て、銃持ってるから、普通に怖い。

デリーへはコルカタから飛行機で3時間半程度。
今日も飛行機の中で色々と考えにふける。こっちに持ってきた本、2冊を交互に読みながらあぁでもないこうでもない、と考えた。

考えた内容をまたも備忘録的にメモする。
・考えるために学んでいるか
・雑談の力と1兆ドルコーチ
・十牛図の「無」と自分
・自分を小さくみせることで楽をしていないか
・水とインドと環境

むかしアイディアを生むための4つのBというのを聞いたことがある。
Bus, Bed, Bath, Beer だったと記憶している。Busはすなわち移動中ということ。どこに行ってもwifiに接続できてしまう昨今。LCCのwifiなき空の上、というのは思考に集中する最もいい環境なのかも、なんてことを思っていた。

予定時刻より少し遅れてニューデリーに到着。(最初の写真はこの機内で撮ったもの)

外を見て愕然とする。
大気汚染が深刻とは聞いていたけど、ここまでとは・・。ホテルのwifiが雑魚すぎて画像アップできないんだけど、飛行機から見える外の景色が、まるで霧がかっているように見えるほどに空気が汚れる。

ニューデリーについて、友達の職場の同僚であるカナダ人アリーと合流。Uberを使ってホテルを目指したんだけど(向こうでは本当にごくごく当たり前にUberが使われていて、空港にはUber専用の乗降場所まである)、その車中で喉が痛くなり、目もなんだかしみてきて、こめかみが痛くなる。これ、大げさではなく、まじで。さすがに怖くなった。
大気汚染は本当に深刻で、むこうでは「1日いればタバコ40本吸ったのと同じ影響がある」と言われているらしい。まじかよ・・。
友達が用意してくれていた最強のマスクをつけてなんとか無事に到着。今回のホテルもめっちゃいいホテルでびっくり。
その後、友人が体調を崩してしまい、アリーとsayakaと3人でご飯をたべた。めっちゃくちゃうまいご飯だったんだけど、アリーの英語がほとんど聞き取れずびっくり&ショック。あとから友人(アメリカに7年滞在経験あり)にその話をすると「俺もイギリス人とアリーが会話しているのを聞いたとき、全然わからなかった」と言っていた。やはりアメリカ英語に慣れているよう。ま、そもそもそんなにわからんけど。

途中、アリーと、この大気汚染は一体なにが原因なんだろう、という話になったけど、出てくるアイディアがあまりなく、しかも英語できちんと伝えられず、なんだか変な空気になった。
やはり英語が話せることって大切だけど、伝えられることがあるってことはもっと大切だ。

さて、明日は大気汚染深刻なニューデリーを抜け出してアグラに向かう。移動でそろそろ身体がへばりそう。