「我が子の未来」を育む「父親の役割」の話
息子が生まれる前、はじめての出産を迎えるお父さん、お母さんむけに、浜松市主催の子育て教室があったので、妻と参加した。
いろいろ役にたつことや心構えなどを教えてもらえた中で、一番印象に残っているのは、子供にとってのお父さんとお母さんの役割の違いだった。
ちょっと記憶違いがあるかもしれないけれど、
子供は、
お父さんとは一緒に遊びたい
お母さんにはやさしくしてもらいたい
ということが伝わる家族の映像を見せてもらえた。
息子は、生まれたときにすでに素晴らしいものを持って生まれて来ていると僕と妻とは思っている。
それが素直に発揮されるように、親として、息子が息子らしく自ら育つのをサポートしてあげられたらいいね、という話を2人でしている。
子育ての方針があるとしたら、これが一番に夫婦で大事にしていることだと思う。
とはいえ、初めての子育てで、もちろん試行錯誤。
僕自身は、ついつい叱ってしまう子育てをしがちなのは、息子が生まれて来てから気づいた。
いわゆる躾的なことを教えるのは、僕がすることが多い中で、息子への伝え方が叱り中心だった。
叱ることのよくないことは、息子が僕に対しての心の距離ができてしまうことだと思う。
そして安心できない相手と、子供は気持ちよく遊ぶことができない。
夫婦で話しあって、それを変えていこうということになって、
保育園の先生が息子に接する決して叱らないコミュニケーションを参考にしたり、
「〈叱る依存〉がとまらない」なんて本を読んでみたり、
一歩づつ一歩づつ、息子を叱らないようになってきていると思う。
そして、自分が叱らなくなっていったことで、子供にも、「お父さんと遊びたい!」という気持ちがどんどん大きくなっていったように感じる。
僕は今、ライフワークと思っている仕事をつくっている最中だ。
「どんどん、それを進めたい!」という想いから、「もっと仕事をしたい」という気持ちが強い。
だから、息子が満足するほどたっぷり遊んであげることよりも、仕事もうまく両立させたいとバランスを取ろうとしていた。
それを、自分が叱ることを減らして、息子が安心して、「もっとお父さんと遊びたい!」となった時期に、息子が満足するようたっぷり遊んで、その上で仕事をする、というように自分の意識と行動を変えた。
そうしてみたら、息子は、リラックスして、気持ちの安定度も上がって、寝付きなんかも良くなったように思う。
何より、叱ることが多かった時期には、「お父さん、大嫌い」と言うことがあったのが、「お父さん、大好き」と言ってくれるようになった! いやー、うれしいよね!!!
6歳ぐらいまでにその人の世界観、価値観、性格などができるということを考えると、御縁があって我々夫婦のもとに生まれてきてくれた息子に対して、父親としてしてあげられることの一番は、たっぷり遊ぶことだと思う。
息子にとって大事なこの時期に、自分が犠牲感を持たないで、自分も楽しく感じながら息子と遊びたいと思ってる。
そんなことを考えていて、自分が楽しめるように、「何をして思いっきり遊びたい!」と質問してみた。
答えは、「自然豊かな清流での川遊び!」。
最近ずっと暑いしね。。。
この前、息子を川遊びに誘ったときには、あんまりのり気じゃなかったから、妻と二人で遊びに行く機会をつくろう!
自分を満たしながら、息子が満足するようにたっぷり遊んで、そして仕事も進めるチャレンジです。
あなたは自分を満たすために「何をして思いっきり遊びますか?」