沖縄県 ヤエヤママルバネクワガタ採集記 西表島 part1
西表島 part1
(10/18〜22/2020の記録)
「note」に採集記を記録しつつ1週間ほど経ちました。Twitterでは書ききれない情報や載せきれない写真等をこのプラットフォームに残すことができるのが魅力ですね。過去の内容を写真と共に綴り思い出として振り返る事もできるので楽しいです。
今や合法的に採集が可能な国内マルバネは西表島のヤエヤママルバネクワガタのみ。(チャイロマルバネも)なんだかなぁ
2020年の夏、先輩からヤエマル採集のお誘いを受けました。当時は離島遠征は経験が無く南西諸島には危険な生物が多いと聞いていたので正直迷っていました。
ですが「go to キャンペーン」により、通常時の遠征費用とは比べ物にならないくらい費用安く抑えられる事を知り決意。直ぐに航空券を予約しました。
入林許可証も取得しました。
以下の採集記は10/18~22までのpart1(採集後からかなり経過しているので事細かには覚えておらずダイジェスト)です。
最終日の10/23はpart2にて。
10/18朝、成田空港にて先輩と合流しLCCのpeachを利用して石垣空港へ。
初めての離島遠征でワクワクしていたので移動中は常に張り切っていたのを覚えています。
久しぶりの飛行機。テンション爆上がり。
約3時間後石垣空港へ到着。
有名な壁。
とりあえず暑い。その一言に尽きます。
石垣島には用が無いので石垣港まで移動しフェリーに乗船。
実はフェリー初乗船(当時)
40分程で西表島に到着。宿は「カンピラ荘」に泊まりました。
現地に住む友人と合流し林道の散策等を行いました。初めて訪れた南西諸島だったので本土では見られないような熱帯の生き物、植物に終始驚いていました。
景色も最高。
散策した林道では天然記念物のヤエマルセマルハコガメも見れました。
(撮影のみ)
オオジョロウグモ?
鉄アレイことクロカタゾウムシ。照葉樹の葉や茎にて発見。
生物多様性を満喫しました。
そして夜の部へ…
初日の夜は友人のポイントへ案内して頂けることに。
道中サキシマカナヘビも見つけました。
葉の上で休んでいました。可愛い。
写真は無いですがこのポイントでは先輩がヤエマルの♂ 62mmをぶち抜いていました。(写真無)
案内してくれた友人もポツポツ採集していました。
因みに私は坊主でした。
嫌な争いが起きないように発生木を見る順番を予め決めていたので仕方ありません。。。
ですが62mmやその他♂を見せて貰った時その妖艶な赤味やマルバネ特有のタテヅノに感動しました。
こんな虫が日本にいて採集できるのかと。
採ってみたいなぁと。
本当にその時は感動し言葉を失ったのを覚えています。
初日はこんな感じで終わりました。
後に知った事ですがマルバネ採集はオールで行われる事が多いようですね。私達は日付が変わった頃には宿に引き返し就寝していました。
次の日も昼は散策夜はマルバネ採集といった感じで特に夜の発生木のチェックはローテしましたが私だけ採れませんでした。。。。
いつ食べたかは忘れましたがおすすめのご飯屋さんを載せておきます。
上原港付近にある「西表の少年」というお店です。
私はタコライスを頼みました。見た目通りとても美味しかったです。
本題に戻りますが結局18日~22日までヤエマルは私だけ採れず。。。
「まぁ初の離島採集はこんなものか〜」といった感じでした笑
正直な所、行けば採れるものだと遠征を舐めていたのもありますね。
以下19〜22までに運良く写真を撮ってたものを紹介。(撮影日時を忘れて時系列が曖昧な為)
ダイジェストでお送りします。
・西表島の密林
昼は時間があったので西表島の沢や川沿いにも遊びに行ってました。
本当に多種多様な生き物がいること…
表年ならチャイロマルバネが見れるかも。
・ピナイサーラの滝
晴れていればなぁ…
恐ろしい程の高低差を肌で感じました。
・ツマムラサキマダラ
実はこの時が初の蝶採集でした。
・木に付いていたセミ
この時一眼を買ったばかりで使い方に慣れるのに必死でした。
(ほとんどスマホで撮影していましたが笑)
・側溝に落ちていた蛇
写真で見ると可愛いですね笑
・キノボリトカゲ
あちこちにいました。
・ヤシガニ
このクラスになるには10年以上かかりそう
・サキシマヒラタクワガタペア
細めの木に付いて居たので驚きましたね。
・自然保護センター
↑今にも動きそうなヤマネコ。
最終日23日へ続く。。。
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