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最近の世の中について考える

みなさん、こんにちは!

施工管理技士として働く20代の私ですが、日々忙しい現場で奮闘しながらも、最近の世の中について考えることが増えました。
建設業界の視点や、日常生活を通して感じる社会の変化について、今日は少しお話ししたいと思います。



進むデジタル化と建設現場

最近の世の中は、デジタル化が急速に進んでいます。リモートワークやAI技術、ロボットの導入が多くの業界で進展し、効率化が叫ばれています。しかし、建設現場はまだまだアナログな部分が多く、デジタル化の波に取り残されがちな印象です。

たしかに施工管理の現場でも、タブレットやドローンを活用した現場管理、クラウドでのデータ共有など新しい技術が導入されています。しかし、実際には職人さんや現場監督が慣れないデジタル機器に戸惑い、うまく浸透していないことが多いのです。デジタル化によって仕事の効率が上がることは理解しつつも、現場のリアルなコミュニケーションや経験則がまだまだ重要だと感じる日々です。

人材不足と働き方改革

世の中では働き方改革が叫ばれていますが、建設業界は人手不足が深刻化している分、なかなか働きやすい環境への変化が進んでいません。若い世代が建設業界に入ってこないことで、ベテラン職人さんたちが高齢化し、技術の継承が難しくなっています。

現場で働いていると、“次世代を担う技術者が育っていない”という危機感を強く感じます。私たち若手が率先して技術を吸収し、現場の効率化を進めることで、少しでも業界全体が働きやすくなる未来を作っていきたいです。そのためにも、現場の働き方を変え、少しずつでもプライベートと仕事を両立できる環境が必要だと感じます。


SDGsと建設業界の役割

最近よく耳にするSDGs(持続可能な開発目標)。世の中全体が環境問題や持続可能な社会の実現に向けて動いていますが、建設業界も無関係ではありません。施工管理の現場でも、環境負荷の低減や資材のリサイクル、エネルギー効率の高い建物の建設などが求められるようになってきました。

特に最近は、ゼロエネルギー建築や環境に配慮した工法を取り入れる企業も増えています。施工管理技士として、未来の街づくりや持続可能な社会に貢献するために、環境を意識した施工管理が求められると感じます。


コロナ禍で変わった価値観

コロナ禍を経験したことで、世の中全体の価値観が変わったと感じます。働き方においても、リモートワークが浸透し、効率を重視する考え方が強くなりました。しかし建設現場は、リモートではどうしても対応できない部分が多く、今まで通り現場で働くスタイルが変わっていないのが現状です。

その一方で、仕事とプライベートのバランスを見直し、自分の人生を大切にする動きも広がっています。現場で働く私たち施工管理技士も、単に仕事に追われるのではなく、自分の時間を確保しながら働ける環境づくりが必要だと強く感じています。


最後に

施工管理技士として働いていると、世の中の変化を肌で感じる瞬間が多くあります。デジタル化、働き方改革、SDGs、そして価値観の変化…。世の中がどんどん変わっていく中で、建設業界も変化を求められています。

私たち若手技術者がその変化に対応し、働きやすい環境や持続可能な未来を作るために、日々努力していくことが大切だと感じます。施工管理技士として、これからの世の中の変化にどう向き合っていくのかを考えながら、目の前の現場に向き合っていきたいと思います。

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