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会いに行けるアイドルならぬ会いに行ける人間国宝
落語界で、現在も現役の人間国宝は、ただ一人。柳家小三治その人である。
決して明るいとはいえない陰気さが、孤高の噺家と呼ばれる所以なのかな。その陰気さを、隠そうともしないのが、ストロングスタイル。カタチは違えど、弟子もその系譜を受け継いでいるように感じる。
今年80歳の小三治は、まだまだ枯れているようにも感じない。
自然にしようとしてるよりももっと自然。生煮えというか生返事のような雰囲気がずっと続くのが、どんどん心地よくなってくる。そしたら可笑しくなってくる。
異名は、「マクラの小三治」。
もう、ほとんど任侠映画の世界だ。演目をやらずにマクラだけのこともあるそうだ。だから、演目ありきのマクラではなく、マクラの中から生まれたテーマに、最適な演目が行われる。
データベースが、スゴいだろうなぁ。
そんなレジェンドを、ワタシはまだ体験できていない。。
そういうわけで、12月のチケットが取れたので、やっと会いにいける‼️
もう今から愉しみ