<最初に>
一般質問とは、議員が市長や教育長などに対して、市の運営について疑問を尋ね、答えを求めることです。これにより、市長や教育長の考えや行動を明らかにし、その責任をはっきりさせます。また、一般質問によって現在の政策を変えたり、新しい政策として取り入れることもあります。
また、議会での答弁では、はっきりと実施しますという回答は、ほとんどなく「実施の予定はありません」→「調査研究します」→「検討します」の順となり「検討します」が実施に向けた前向きな答弁となります。
下記より動画で視聴することができます。noteの文章は一部記載していない言葉や要約されている部分があります。ご了承ください。
地域資源を活かした子育て支援体制について
本市では4月からこども家庭センターを設置し、子育て支援課からこども家庭課と幼保連携を含む児童保育課に組織機構改革をされ、より切れ目のない支援を行うための体制整備を行いました。また、市全体としても「清須こども・はぐくみ宣言」を行い、地域でこどもや若者をはぐくむまちづくりを推進していくという決意も表明しました。このような本市の姿勢を大変心強く思いますが、こども・子育てを取り巻く環境の変化や問題が多様化している中、こどもたちが健やかに育つ地域をつくるには、これまで以上に行政と地域とが手をとりあった支援体制が必要になります。国が示すこども家庭センターの役割の中にも、こども食堂や障がい児支援などの民間資源・地域資源と一体となった支援体制の構築があげられています。そこで、本市の民間・地域資源を活用した支援体制づくりにたいする考えと今後の方針についてお伺いします。
Q. 民間資源・地域資源と一体となった支援体制の必要性について
Q.ただいまの答弁の中で、地域資源を色々とあげていただきましたが、当市で考えるサービスや団体はどのようなものですか
Q.既存の地域資源の把握についてはどのようにお考えでしょうか
Q.地域情報共有プラットフォームは、これから企画政策課が構築されるものだと思いますが、このプラットフォームはどのようなもので今後どのようなスケジュールで進められますか。教えてください
Q.想定団体や登録数はどれくらいを見込んでいますか
Q.このように情報が一元化されて地域資源が見える化されることは、支援体制づくりにとても有効だと思いますが、今後の子ども家庭センターの支援体制づくりにどのように活用していきますか
Q.次の段階になると思いますが、支援団体の一元化ができると、その方々への働きかけがしやすくなります。地域の中で「点」でなく「面」的に、支援を行う体制づくりにために、定期的に情報共有、地域課題の議論等を行う「場」を設定していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
Q.これまで、既存の民間・地域資源についてお伺いましたが、国が示すこども家庭センターの役割には、「ニーズに対して不足している支援資源については、新たな支援を実施するよう依頼し、担い手を発掘・育成していくことが必要」と示されています。それについてはどのようにお考えでしょうか。
Q.今後の方針について
Q.最後になりますが、本市では第三期清須市子ども・子育て支援事業計画を策定するにあたり、子育て支援に関するアンケート調査も行っています。市民の方からのお声を踏まえた支援体制の構築についてお考えを聞かせてください。
要望・まとめ
今年度行っていただいた要項の見直しのように、子育て支援に関わる活動を後押しするような支援は、居場所や交流の場を増やすために大変有効だと思います。お話いただいたこども食堂でいきますと現在継続している3か所が新川地区に集中しています。各地区という言葉を出していただきましたが、こどもが1人でも行ける居場所が理想だと考えますので、ぜひ、市内全域に広がるようご支援をお願いします。また、居場所や交流の場というのは定義が難しいですが、こども食堂に限ったものではなく、その子どもや人にとって心が休まる場所、自分らしくいられる場所を提供することだと思います。今後、総合的な子ども家庭センターが中心となり、様々な支援機関から情報が集まる体制を構築していただき、「子育てをチームで」実現する清須市になることを期待し、質問を終わります。