関西電力は、高浜3 & 4による、今後20年間の利益は、一基年間約146億円と少なく、原発運転の経済的メリットは、少ない
関西電力は、高浜3 & 4の新規制基準適合対策と寿命延長対策のために、2500-4000億円を費やす、今後一基による運転期間20年間の電力売上額は、
一日一億円とし、設備利用率80 %と仮定すれば、(蒸気発生器取り替え費用は、相対的に少額であるため、計算上、省略)
1億円/日×365日×0.80(設備利用率)×20年間=5840億円、
人件費+燃料費+点検保守費+交付金+税金=20年間の電力売上額×1/2=2920億円、
利益=電力売上額-必要経費=5840-2920=2920億円、
よって、年間約146億円となり、意外と少なく、電力会社としてのメリットはなく、政府の原子力政策の遂行者としての立場(政府との信頼関係)の維持のメリットしかないように思えます。