私は、テレビで、映画「怒りの葡萄」(The Grapes of Wrath、タイトルは聖書の言葉に由来、具体的には、ヨハネの黙示録14章19節「そして、御使いは地の葡萄を採って、神の激しい怒りの大酒布に投げ入れた」という一節に由来)を観て、モノクロであること、ストーリーの時代背景が異なること、米中部の貧しい農家の家族が、発展して豊かになりつつあるカリフォルニア農園をめざし、西へ西へと旅し、・・・
私は、いつだったか、記憶が定かではありませんが、テレビで、映画「怒りの葡萄」(The Grapes of Wrath、タイトルは聖書の言葉に由来、具体的には、ヨハネの黙示録14章19節「そして、御使いは地の葡萄を採って、神の激しい怒りの大酒布に投げ入れた」という一節に由来)を観て、モノクロであること、ストーリーの時代背景が異なること、米中部の貧しい農家の家族が、発展して豊かになりつつあるカリフォルニア農園をめざし、西へ西へと旅し、やっと希望の楽園で働けるようになるものの、重労働と搾取に苦しみ、働いている者が、何とか協力し合い、経営者から、よりましな労働環境をえるため、悪戦苦闘するものの、誤解や食い違いから、ますます苦しい状況に追い詰められ、殺人者にまでなり、・・・、と言うようなストーリーだったと思いますが、後で考えて、私にとって、ひとつだけ良かったのは、主演が、後に、大スターとなったヘンリー・フォンダであったことです。