2024.8.5、E-TVで、PM11:30から、福島第一原発の処理水問題の特集があり、内容に新しさはなく、オリジナルな視点もなく、十周遅れの番組内容に深く失望し、・・・

2024.8.5、E-TVで、PM11:30から、福島第一原発の処理水問題の特集があり、内容に新しさはなく、オリジナルな視点もなく、私が事故直後から指摘してきたこと(拙著参照)、地震で建物が壊れて地下水が浸水したのではなく(地震が原因ならば、同型炉で、同程度の地震動の女川1-3号機と福島第一5 & 6号機も壊れているはず)、原子炉建屋とタービン建屋の地下室をつなぐ直径約30 cmのスリーブ管(数箇所あり、中に冷却用の海水配管などが通っている)が、水素爆発の衝撃で破損、そこから浸水、ですから、両建屋の隙間約5 cmの地下部分にモルタル注入により、浸水防止、最初にしておけば、地下水浸水は、防止でき、大量の処理水に苦しむこともありませんでしたが、番組では、いまさら、東電のモルタル注入案を紹介しており、十周遅れの番組内容に深く失望しました。
私の東電への聞き取り調査に拠れば(当時の福島第二の増田尚宏所長に対し)、過去に、「柏崎刈羽と福島第二において、通常時でも、スリーブの接合部から数リットルの地下水浸水を経験」していました。

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