AIに、「村上春樹作品の学術的分析や文学論は、存在しますか、具体的には、どのような例がありますか」「文学作品に対する計量分析とは何」と質問 私は、村上春樹の作品をすべて読み、代表作の『ノルウェイの森』も肯定的に位置づけることができず、学術論文の山中正樹「村上春樹の文学世界」も吟味してみましたが、・・・

AIに、「村上春樹作品の学術的分析や文学論は、存在しますか、具体的には、どのような例がありますか」「文学作品に対する計量分析とは何」と質問、

村上春樹の作品に関する学術的な分析や文学論は数多く存在します。以下にいくつかの具体例を挙げます:
・計量分析による村上春樹文学の語彙構成と歴史的変遷:この研究では、村上春樹の長篇小説を対象に、語彙の計量分析を行い、作風の変遷を明らかにしています。特に、語彙の品詞と意味カテゴリーに基づいてクラスター分析を行い、作品群の特徴を明示化しています。
・村上春樹の文学世界:この論文では、村上春樹の作品が世界的に評価される要因や、彼の文学が持つ特徴について深く考察しています。特に、「地下二階」という概念に注目し、その内実を探ることで、村上文学の魅力を解明しています。
・村上春樹の初期三部作における構造解析:この研究では、村上春樹の初期三部作(『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』)を対象に、語彙の出現頻度や語彙同士の関係性に着目し、計量分析を行っています。特に、共起単語を用いて「鼠」の役割を分析し、物語の構造を明らかにしています。
これらの研究は、村上春樹の作品をさまざまな視点から分析し、その文学的価値や特徴を明らかにするものです。

計量分析とはデータを数値的に分析する手法のことです。村上春樹の作品における計量分析では、たとえば、語彙の出現頻度や語彙同士の関係性を数値化し、統計的に解析することで、作品の特徴や変遷を明らかにします。これにより、作家の作風やテーマの変化を客観的に捉えることができます。

私の感想

私は、村上春樹の作品をすべて読み、代表作の『ノルウェイの森』(主に20-40歳台の読者を想定)も肯定的に位置づけることができませんでした(わずかですが、職業差別的表現、出来の良くない三流大学生の性的認識の表現などへの違和感、これらのことは、私だけの違和感ではなく、ホンコンでの評価など、一般性のあること)。
私は山中正樹(創価大学教授)の学術論文「村上春樹の文学世界(Ⅰ)ー「地下二階」の意味をめぐってー」を吟味してみました。印象に残るキーワードは、
・米文学作品の模倣、
・芥川・三島・大江など東大出身作家との比較論、
・「地下二階」、
・深層心理、
・深層世界、
・心理療法、
・唯識論
などです(私としては、特に、「地下二階」、深層心理)。
私は、上記の山中論文を読み、村上作品に対する自身の分析視点に変更を加えねばならないと感じました。


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