研究ノート 私は、浜岡原発サイトの最初の津波高さ21.3 mの時、中部電力に聞き取り調査を実施し、「21.3 mを超える確率はどのくらいですか」と、それに対し、中部電力は、「日本原子力学会が定めた標準津波評価法に拠れば、10Λ-5以下」と、しかし、その後、22.5 m、さらに、22.7 m、最近、25.2 mとなり、そのため、評価法に疑問、・・・
私は、浜岡原発サイトの最初の津波高さ21.3 mの時、中部電力に聞き取り調査を実施し、「21.3 mを超える確率はどのくらいですか」と、それに対し、中部電力は、「日本原子力学会が定めた標準津波評価法に拠れば、10Λ-5以下」と、しかし、その後、22.5 m、さらに、22.7 m、最近、25.2 mとなり、そのため、評価法に疑問。
浜岡原発サイトの最終的な津波高さ25.2 mは、南海トラフ地震と影響する複数の海底地すべりが同時発生を想定した場合ですが(同時と言っても因果関係の時系列あり)、他の原発の評価でもそのような想定をしてきたのか、浜岡原発サイトで初めて採用した評価法なのか、複数の海底地すべり同時発生の発生確率は、どのくらいなのか、疑問。
私は、東海第二原発サイトに対し、原電への聞き取り調査において、「津波高さの決め方はどのようにしていますか」と、すると、原電は、「津波が、防潮堤に衝突し(14 m)、垂直に打ち上げられ(3 m)、そのため、14 + 3=17 mになります」と、では、浜岡サイトの津波高さ25.2 mでは、防潮堤に衝突する直前の海抜高さ、衝突後、垂直に打ち上げられる高さが不明。