今週の振り返り
冬学期が始まり新たな授業を受講している。
今期は技術的な授業に加えて、経営や思想的なことを学びために履修することとした。全10週中3週が経過した現在の進捗を記載する。
今期は4科目履修しており、その中でも興味深い授業が「A.I. and Ethics」、「Entrepreneurship」である。
前者についてはA.I.に関する現在の技術動向をはじめ、今後の人間社会に与えるベネフィットやリスク、そのベネフィットに対する倫理的な活用やリスクに対する対応など、包括的な内容を学べそうである。また、教授はボランティア活動でマーシャル諸島へ行ったことがあり、私の同僚も電力技術支援で同国へ行ったことがあるのと伝えると、テンションが上がり、少し距離が近くなった感じがした。
後者の「Entrepreneurship」について、脱サラして電話会社を起業し、世界中125ヵ国1500万室に固定電話を販売した教授本人が体験談を交えて起業や社内スタートアップ(Intrapreneurship)について、それぞれの特徴や持つべき思想などについて講義している。
Entrepreneurshipの授業で、私の心に強く刺さったものがある。彼の起業した年齢が、執筆当時の私と同じ「34歳」だったことだ。
会社から派遣で単なる学生として授業を聴いている方や、同じ歳で新たなビッグチャレンジをした彼に対して、心が震えないはずはない。最初の授業で既に彼から多くのことを学んだ気がする。
「始めるのは、さあここからだ、自分がやりたいことを恐れず果敢にチャレンジしよう」
自分の心がそう言っているように感じた。
今、会社では海外事業へ展開する大きな取り組みを行っており、この海外留学での経験を大いに活かすことができる。
電力事業に限らず、世界をよくする事であればどんな事でもチャレンジするべきだし、限界を作るべきではないと思う。
やりたいことがあればどんな立場や境遇であれ、自分で立てた旗を常に見つめ、誰よりも早く辿り着かなければならない。
夢は自分で引き寄せるもの。
叶うかどうかわからないからという揺れた心で時間を無駄にしてはいけない。
時間は有限だ。言葉や感情も有限だ。
世界をよくするため、幸せのために、一つ一つ、一言一言、貴重に使いたい。