何者でもない宙ぶらりんな私
いよいよ梅雨入りを迎え、湿度をたっぷりと含んだどんよりと重たい空気。
汗のせいか湿気のせいか、肌に何かぺたぺたとまとわりついて気持ち悪い。室内も屋外もどこに行っても鬱陶しく息苦しい。
もう6月下旬、上半期が終わろうとしているのか。
今年に入って何してたんだろう。
がむしゃらにシフトをこなしていく日々。
仕事内容には慣れてきたけれども、うまくいかないことも多い。
悩みは尽きない。
この数ヶ月、ブックカフェやるぞ!!という勢いと、早く環境に慣れて仕事覚えなきゃ!というドーパミンか何か、常にダバダバと脳内で放出されてたと思う。
そんな日々が慣れと共に日常になってしまって、いよいよ枯渇してきたんだと思う。
体調も思わしくない日が続いたり、気持ちが塞ぎ込んでしまうことも増えた。
何者でもない自分に苦しむ。
先日国内外のクリエイターが集まるアートブックイベントに足を運んだ。
暑さや湿度もお構いなし!エネルギーに満ち溢れた空間で圧倒された。
イベント自体心待ちにしてたし、欲しかったものや素敵な作品との出会いもあり存分に楽しんだ。
出展者の皆さん本当に目が輝いてた。
自分の「好き」を素直に形にして、発信する熱があった。
私は〇〇を作ってます、〇〇という活動をしてます、という自分は何者なのか示せるものがあるし、それがアイデンティティである。
当たり前だけどSNS見てても何者かになってる人しか出てこない。
そんな人たちにいつも憧れるだけ、その空間に身を置くだけで、結局また何もできていない宙ぶらりんな私。
なーにやってるんだ私は。できることはあるはず。
がんばろうな。とりあえずよく眠ろう。