アルコール依存症~ほとんど知られていない依存部分の真実
kiyopi です。
近年のメディアの報道の仕方により、アルコール依存症者に向けられる世間の悪風評、大いに偏見が含まれる理解や知識の悪化が著しく、苦しい思いや辛い思いをされているアルコール依存症者やそのご家族の方も多いと思います。
かくいう僕もアルバイトにすらあり付くことが出来ずに貯金が尽きて、親にしがみつく事で何とか生き永らえています。
依存症者に向けて書き残したい事は以前一通り書いたので放置していたこのアカウントですが、アルコール依存症者が少しでも楽に断酒と向き合えるように、依存症者家族の皆様の消えない苦しみに少しでも貢献できるように、世間のアルコール依存症に対する悪風評の払拭のために、不定期になるとは思いますが、また残していこうと思います。
知ってか知らずか、医師ですら説明しないアルコール依存症の依存部分の真実
アルコール依存症は皆さんご存じの通り、精神疾患の一つです。
アルコール依存症を取り扱わなかったり、取り扱えない医者に掛かると、うつ、強い抑うつ状態、不安障害、強迫性障害、適応障害、統合失調症などと診断される精神疾患でもあります。
その様な精神状態である上で、飲酒しており、アルコール依存症特有の離脱症状の傾向が見られる事でアルコール依存症と診断されることになります。
何で依存症なのか?
アルコール依存症には2つの依存状態があります。
知ってか知らずか、ほとんどの医師が説明せず、世間にも広まらないアルコール依存症の真実はこの部分です。
まずは精神的依存。
消化されず積み重なるストレスによって、ストレス耐性がパンクし、自身の生きる現実が苦しい、面白くない、つまらない、不安でしょうがない、寂しい、イライラが止まらない、常に焦りがある、死にたい、といった心情的なものが原因の依存部分です。
そういった心理的部分の苦痛から逃避するために飲酒行動を取ります。
眠れないというのも、不眠によって起こる精神的ストレスが大きい事から精神的依存になります。
次は身体的依存。
こちらは主に離脱症状を抑えるために迎え酒をする、といった身体的異常を抑えるために起こる依存です。
手の震え、頭痛、幻覚、幻視、そういった身体的ストレスを抑え込むための飲酒行動です。
アルコール依存症になったからこそ起こるようになった依存性です。
割合としては 精神的依存9強 に対して 身体的依存1弱 と言われる程、圧倒的に精神的依存の部分が大きいのです。
今回伝えたいのは以上です。
最後まで読んで頂き有難うございます。
あなたの断酒が少しでも楽になりますように。
ご家族様の消えない苦しみが少しでも軽くなりますように。