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灯台と柵越しのキガシラペンギン
ぺんにちは!ペンギン好きぃ、鈴木起世美です。
前回はニュージーランドの観光スポットの寄り道話をさせていただきました。
今回は、本題のキガシラペンギンに逢えるスポットのお話です!
オマルーの町を南へ車で3、40分走らせると
Katiki Pointという灯台が目印の場所があります。
国道1号線から脇道に入り、牧草地に囲まれた舗装されていない道を通っていくと
駐車場に突き当たります。
ここから先一帯は保護区となっていて、その入り口にこんなポストが!
ペンギン型の募金箱!
※2019年に再び訪れた時はこれではなくなっていました(涙)
ペンギンの保護するために必要な資金をこの募金によって賄っているようです。
ノスタルジックな灯台。
柵などで制限された道を歩いて行くと、牧草と小規模な雑木林に囲まれた海岸を見下ろせる場所に出ます。
↑黄緑の囲われたものは植林された苗木。
将来的にこの木が生垣となるのでしょう。
この一帯にキガシラペンギンが巣を構え生活しています。
この三角の人工物はキガシラペンギンの巣として使われています。
この時はお留守。
本来ならば、草木の間に巣を構えますが、
牧草地となってしまった今ではこのような人工物を巣としていることが多いです。
さて、キガシラペンギンを見るには、何時でも良いわけではありません。
海へ餌を取りに行く『朝日が登る頃』か、
漁を終え巣に帰ってくる『夕方頃』がベストな観察タイムです。
季節によっても違いますが、
例えば8月の冬の時期だと朝は7時〜7時半ごろだったら海へ向かう姿が見られます。
こちらの写真は午後3時ごろ。
中央あたりに、海から上がってきたキガシラペンギンが写っています。
てくてくと歩いて行きました。
柵の向こう側に巣があり、一般人が入れないようになっています。
こちらは観察用シェルター越しに、運よく近くにペンギンがいました。
ピンク色のクチバシに、黄色の頭と金色の眼。
「なんて美しいペンギンなんだろう」と改めて感じたひと時でした。
何度も鳴き声をあげ、相方の帰りを待っていました。
目の鋭さは他の種類のペンギンと比べると群を抜いていますね。
生息羽数は多くはないけれど、時間帯さえ間違わなければ
比較的容易に出逢うことができる場所です。
次回は、この地域の、柵に囲まれた中でキガシラペンギンを観察し
色々と感じた私の思いを記そうと思います。
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私の通販サイト『ぺんきょー会 ペもの店』↓にて、
50ページに渡ってニュージーランドのペンギンレポートを
まとめてあります。
これからニュージーランドへ行って野生ペンギンに出逢いたい方、
詳しいニュージーランドでのペンギン情報を読みたい方は、
ぜひお手に取ってみてください!