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#4.“分かりにくい”の正体
前回は、「分かりやすい説明」について、「書く」と「話す」を中心に考えていくという前提だけ確認して終わりました。
さて、私たちは“分かりやすい”の正体を突き止めたいわけですが、ちょっとアプローチを変えてみようかと思います。それは「分かりにくい」理由から考えてみるということです。「分かりやすい」理由より「分かりにくい」理由の方が、見つけられそうな気がしませんか?
この点、『学校で教えてくれない「分かりやすい説明」のルール』(小暮太一著(光文社新書))に上手くまとめられておりました。
少し再整理をしていますが、「分かりにくい」理由はおおむね以下の3つが挙げられるとありました。
①日本語が分からない(言葉・文章)
②何が言いたいのか分からない(テーマ・主題)
③なぜそう言えるのか分からない(論理)
これらをクリアにすれば、“分かりやすい”に到達できそうな気もしますが、どうすればいいのでしょうか。次回からはその方法論を考えてみたいと思います。