略歴
kiyo
1972年12月21日生まれ
母一人子一人で育つ
生まれる前に父親はいなくなり
父親の顔さえ知らない
2歳ごろには母は一人で俺を養うために懸命に働き
その間は完全に他人のおじさん夫婦にあずけられていた。
時代劇ばかりが流れている家で
必然的に正義感を培う。
母の願いにより預け先のおじさんに
動物園に頻繁に連れて行ってもらう。
ある日ダイニングテーブルによじ登り
ポットを押して左腕にやけどを負う。
その時の前後の記憶を割と鮮明に覚えている。
中高といじめに合う。
高校のいじめで早期に中退する。
長く引きこもる。
その間はひたすら体を鍛える。
(過度な訓練と筋トレにより体には無数の肉割れが残る)
いじめの記憶により35歳辺りまでは
人と話すことも嫌な状態が続く
それでもいつからか絵を描くようになり外に出るようにもなる。
未だに人が嫌いではあるが
ハナから信用していないという特性により
上手く過ごす。
目上であろうとタメ口をきかれるとひどくムッとする。
拠って方言も殆ど使わない。
【絵が売れた回数】
街で手売りで数回 母のツテで数回
いずれも風景画であった。
【最近強く思っていること】
もう残りの人生の時間のほうが少ないので
なんとか絵で成功したいと思っている。
だが人に評価されることを死ぬほど嫌うため
コンテストなどには一切近寄らない。
絵に関するコミュニティにも一切近寄らない。
技法の話などは嫌悪以上に怒りや憎しみさえ持っている。
これは自身で掴んだものこそが全てであり
頭で考えて身につけたものなど
表現においてなんの成果も意味も
もたらさないと思っているため。
フランスに強い憧れを持つが
旅で行ってもしょうがないと断念している。
好きな画家などいないが
強いてあげるなら
荻須高徳とモーリス・ユトリロ、ジョルジュ・ルオー
精神的に影響を受けた人物は
吉本隆明、中原中也、母と妻である。