誰かと付き合っている自分の姿が想像できない|デミロマンティックの私に見える世界

誰かと話をしていると、「彼氏がこんなことするとかありえなくない?」とか「彼氏だったらこうして当然だよね」と同意を求められることがある。

学生の頃は「私彼氏いたことなくて…」と律儀に答えていたが、最近は一般論と割り切って適当に流すことができるようになった。それでも、自分が恋人と過ごしている姿が想像できているかと言われると、そんなことはない。

日々生活をしているだけでも本当に時間が足りなくて、定期的に同じ人と会うために時間を割いている自分を想像できない。

私には推しがいるけど、恋人ができたら誰かを推すことをやめてしまうのだろうか? そうだとしたら、私の趣味はどうなるのだろうか? 恋人と会っていない時間は、どのように過ごすのだろうか?

それに、何においても一度ハマると深く掘り下げていく質なので、恋人が好きなあらゆるものを一生懸命理解しようと努力してしまう気がする。

一人が好きで、自分の時間が大切な私が、一人の時間の大切さを忘れてしまいそうな気がする。

恋人という存在はあまりに大きく、生活のバランスをいとも簡単に崩してしまうと思う。

それでも、好きになってしまったらしょうがないのだけど、恋人がいる生活を想像できないというのは、割と致命的だと思っている。

どうして世の中では、恋愛をすることが当たり前とされているのだろう?

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デミロマ会議
恋愛しない人が浮かない世の中に変える活動をするために使います。エッセイ以外にも小説を書いたり、歌も作っています。