nu-deathmetal
俺たちWORLD END MANの新曲「Bone cutter」
もう聴いていただけましたでしょうか?
外出自粛中やし、関東は大雨やし
みんなゆっくり何度でも聴いてくださいね
この新曲「Bone cutter」
一周聴いたら誰でも気づくと思うけどスラムパートがない
SLAM WORLDWIDEで公開されてるにもかかわらずだ
これは絶対あのチャンネルのコアなファン、スラム警察が怒るだろうな笑
こんなの全然スラムじゃないとかブルータルじゃない!とか....
まぁチミタチ...そんなことでプンプンしてたらかわいくないぞ(ニコニコ)(上から目線じゃないよ。もはや天空から目線で言ってる)
この曲を作る時テーマがちゃんとあった
それがまさに今日のコラムの題名"nu-deathmetal"
deathmetalはもう散々やった。いつも言ってるが俺はアメリカでdeathmetalを始めて以来、世界中いろんなとこでデスメタルをしてきた
そして日本帰ってきてWORLD END MAN始めて、このバンドでもいろんなとこでいろんなバンドとやらせてもらって、2018年にはアルバム"USE MY KNIFE"を出せた。やらしい話けっこう売れたw
デスメタル長くやって色々見てるけどこんなにセールスがいいのは極めて稀なケースだったと思う(これについては後で詳しく書きたい)
そんな時ふと思った
これからの音楽人生は好きなことをやってみよう
そもそもWEMはうめぼ以外全員そんなにdeathmetalを聴かない
いや...今となっては全員そんな普段からメタルを聴くって感じでもないかなぁ...
コハラにいたっては耳がちゃんと聞こえてるかどうかさえ怪しい
で、俺がやりたいこと
俺がやりたい音楽
俺が一番ワクワクするもの
それはnu-metalだ!!
中1でLimpbizkitに出会った頃のあのトキメキ
ハンパじゃなかった
中2でdeftonesに出会って、当時の俺は毎日チノ・モレノのコスプレみたいな少年だった
そして19の時アメリカに引っ越して40 below summerのライブを見て音楽をやろうと決意した(この時はまだ全然deathmetalではない)
その当時の憧れ...とか色々
遠い存在に見えたロックスターたち...
今の俺なら勝てる!全員ぶち殺してやるぜ!!って思った
俺の今持ってる武器であの当時の憧れ全員ぶっ殺してやる!!
そう!だから"nu-deathmetal"
俺がnu-metalをやるからnu-deathmetalなんだ!うわぁ〜〜〜〜!!!!
まぁあれよ
別にこのコラムは俺目線で書かれてるからオレオレ言ってるけども
この「Bone cutter」を作った当時はイヌイもうめぼもなんかのタイミングでそういう話になった時、こういうの作りたいねってみんなで意見が一致してたし、"nu-deathmetal"っていう単語は俺たちの中で常々出てたしまさにこれは俺たち全員が今かっこいいと思うことだったわけなんです
で、ずっとこの路線で行くかって言えばそれもわかんない
次の曲はもっとnu-metalになるかもしれないし、またスラムパート入れるかもしれない。スラムパート、ライブでやるの面白いし
とりあえず"nu-deathmetal"
俺たちは発明したんだ
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(おまけ)
USE MY KNIFEのセールスについて
あのアルバムのセールスの大部分は日本だ
当初の予定では海外での方が断然セールスが伸びると思っていた。これまでのシーンのこととか考えても
けど、最近の日本のリスナーの方々の"かっこよかったらなんでも楽しむ"という素敵で柔軟な姿勢が俺たちを救ってくれたと思う
俺たちはご覧の通り、キャッチーで人間的にもポップだし、まったく黒づくめでもないし、オシャレが好きだし、頭の先からつま先までデスメタルって感じでは全然ないけど、ライブ会場とかで若いお客さんに「WORLD END MANでデスメタルに目覚めました!」と声をかけていただくことがよくある
俺的にそれはめちゃめちゃ光栄だけど、俺は何よりそのなんでも食わず嫌いするのではなく、まず楽しんでみるという姿勢にとても感心する
そしてもちろん生粋のデスメタルファンの方々で俺たちのファンでいてくださる方達にもすごく感謝している。正直俺たちはデスメタルとしては不真面目なとこ満載で、デスメタル特有の厳格さも極めてゼロに等しいし、黒ずくめでなんか趣味の悪いTシャツばっか着るのも全力で拒絶しているんだけども、それでも好きでいてくれてるのはちゃんと作品とかライブの実力で判断してくださってる証拠かなといつもありがたく思っている
WORLD END MANのファンの方たちはみんなとにかく音楽が純粋に好きな感じがして素敵だよ。俺たちのファンにポーザーはいない
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