映画「夢みる小学校」
学校が大好きな人と、学校で困っている人のお役に立てる記事を書いている教育ブロガーのKiyomiと申します。(^^)
映画「夢みる小学校」を観ました。
「きのくに子どもの村学園」に通う小中学生を中心に、その日常を追いかけたドキュメンタリー映画です。
冒頭に、のこぎりとドライバーをもって手作りのテラスや木造アスレチックを建設する”小学生たち”が出てきます。
あなたが、
【親御さんで】お子さんの教育で悩んでいる!
【学生さんで】学校がいまいち楽しく感じられない!
【先生で】職場の教育方針に疑問があったりする!
のであれば、一見の価値があると思います(^^)
映画では、体験学習を中心とした学びを展開するその学校で、”知らないことを知ろうとする”子どもたちの ”本当の姿” を見ることができます。
※今年のゴールデンウイークにアンコール上映がされます。
公式HPからチェックしてみてください。
【感想】
登場する小学生の工作の能力や行動力が高くてビックリ!
登場する中学生の本心で語っていてるスピーチがカッコいい。
明るい表情の子どもが多い。自分の言葉で意見を言える子どもが育っている!
こういう学校もあっていいよなと思った。他の公立学校でも一部を取り入れられると思った。
「必要だから」学ぶは、勉強の本質
映画では「きのくに子どもの村学園」が運営する五つ学校のうち「南アルプス子どもの村小学校(山梨県)」をメインにして撮影されています。
そこには、工作や料理などを通じて、自分たちが知らないことを知ろうとしていく子どもたちがいました。
麺料理をつくる学習では、そばの実を植えて収穫し、手打ち麺のお店にアポイントを取って実際に美味しい麺づくりの方法を調査しています。
料理をするまでの過程も子どもたちが計画を立てて、体験しながら学んでいました。
実際に麺を作る際には、そば粉や小麦粉の分量や混ぜる水の比率などを「計算」しなくてはいけないわけです。そこに「算数」が登場します。
上手に料理をするために、「算数」を使おうとする子どもたちがが誕生します。
「テストに出るから」学ぶは、具体例のひとつ
一方で、正解がある問題を中心に活動しているのが多くの学校ですよね。
特に中学校卒業までに、社会人として必要な基礎的な知識を習得するための授業が行われます。
国語・数学・社会・理科・英語の勉強は、もちろん大事だけれど、「テストに出るから」以外の理由で本当に勉強が必要だと思っている子どもはどのくらいいるのだろう?
何のために学ぶのか?
中学生に勉強する理由を聞くと、「高校入試で必要だから」以外にも「人生で必要なことだから」「大事なことだから」というポジティブな意見は出てきます。
でも、やっぱり「やらされるもの」「やらなくちゃいけないもの」という受け身な姿勢の生徒が多い印象があります。
方針の違う学校を選べるような”幅”があってもいいのでは?
ドイツやオランダでは、日本でいう小学校を卒業した後に、
①職人など、職業に就くことが前提の学校
②技術者になることが前提の学校
③大学への進学を前提とする学校
のように(※かなりざっくり書いています)進学先を、自分の特技や将来を見据えて選択ができるような仕組みがあります。
日本の学校のように、15歳あるいは18歳まで「だいたいみんな同じ」というスタイルではありません。学校選択にもっと幅を持たせれば、自分と似た目標をもった友達と学びあえる素敵な学校になるんじゃないかなと思いました。
”遊び”と”勉強”は対立するのではなく、”遊びの中”に”勉強が含まれる”というのが本来の自然なスタイルなのではないでしょうか?
みなさんの考えはどうですか?
何かに悩んだときは、今の自分がもっていない価値観に触れることが大事だと思っています。
私の夢
「困っている人悩んでいる人を、学びと知識で救いたい」
→そのために、2024年内に自分の本を出版する!を目標にしています。
※仮タイトル「人生のタメになる本」
大人が夢をみたっていい。絶対に叶えると決めてブログを書き続けます。
ここまで、読んでいただいてありがとうございます。
ぜひ、職場の朝礼でも、学校の朝の会でも結構です。
アウトプットのネタに使ってみてください。 by kiyomi🍊