我慢しなかった話
仕事の話です。
とある日常
勤務表が出てから必ず当日あるいは前の週末に変更するスタッフが1名いまして、かれこれ足掛け3年はそんな状態が続いています。
理由が妊活なので
誰も物申せない状況でした。
仮ですが彼女をクララと名付けます。
クララは既に40代になりました。
業種は看護師。
まあ、治療の進み具合も
看護師なら我々同僚仲間は詳細聞かずとも最終はどんな治療をするのか知識はあります。
私が感じるのはクララは治療する事、
治療を受けている事実により、周りから大事にされている環境を楽しんでいるように感じます。
治療開始当初から感じていました。
午前に治療を受けて、午後から出勤。
医療機関はほぼ午前中に処置を終わらせ、午後は継続して診ていくケアを実施します。
だから、午後から出勤は非常に迷惑なんです。何なら、午前中のみ出勤してくれたほうが助かります。
クララはそんな配慮は絶対にしません。
看護スタッフのボスが
いつも身を呈して休みを返上して
欠員を補ってきました。
しかし、年月が経過し補うにも限界が生じてきて、数名のスタッフは
一人で診なければならない時間帯が発生する羽目となり、私とか。
また、クララも突然休みが増えてきて
なんだかんだ人が足りてる時は絶対に休まない奴に成り代わっていきました。
先日、私は何とか我慢していた怒りが爆発し
夜間ボスにLINEをしてしまいました。
私のボスは素晴らしい。
クララが、知る前日までは
私はフルタイムだったのに
あいつの出勤時には交代で帰る私に
何か言いたげだったなあいつ。
クララとは考え方が合わない。
クララに何か意見を言うことは無い。
しかし、私の感情も大事にしたい。
ボスが休みを取れなくても、同僚が
一人で回らなくてもあいつは平気なんだよ。
だから、私は怒りをイラストにしたためた。
クララを漫画化させて
ブッサイクに書いた。
頭をハゲらせた。
色々ブッサイクに仕立てて
他の気心知れたスタッフに見せて
私の怒りを聞いてもらった。
看護スタッフの一部の同僚は
「必ずシュレッダーしなさいよ」
と。
とりあえず、私はクララに怒りをぶつけず
周囲には私が怒っている事を理解してもらう事に成功致しました。
K