![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162414576/rectangle_large_type_2_d61be1e51bc2a130ac29a672b31b1ca8.jpeg?width=1200)
ナザレのアラブ人福音派牧師、ユダヤ人に愛を示す
この動画は、ナザレの福音派の教会"Home of Jesus the King Church"のアラブ人牧師、Saleem Shalashさんの紹介です。
(Podcast https://youtu.be/q1HgVTzrDHw)
教会のウェブサイト
イスラエルの方々に本当に知っていただきたいのは、「福音派」というものが、神の愛、キリストの十字架と復活にある愛、そこから出てくるイスラエルへの愛が出てくる信仰を持っていることです。この、ナザレの牧師さんは、福音派のアラブ人です。彼はキリスト教の家に育ちましたが、それでもイスラエルとユダヤ人に強い偏見を持っていました。けれども、今は愛しているのです。
「福音派」とは、政治用語ではなく、信仰の持ち方の用語なのです。イエスが、私たち人間の罪のために十字架につけられ、三日目によみがえられたことを、自分のこととして信じて、受け入れて、生きている人々です。そして、聖書は創世記から黙示録まで、すべて神のことばと信じています。
聖書には、創世記12章から、新約聖書の黙示録までイスラエルについて話しており、神の愛の選びが、イスラエルによってであることが証しされています。それゆえ、イエス(彼自身がユダヤ人)を信じ、従っていく時に、当然ながら、今のイスラエルとユダヤ人にもつながりを強く、感じます。
なので、福音的信仰を持つアラブ人に、イスラエルとユダヤ人を愛する人たちが多いのです。まず、イスラム過激派が、劇的な回心をして、イエスを愛し、そしてユダヤ人への憎しみが一気になくなります。そしてここの、ナザレ在住の、主イエスにある兄弟も、同じように憎しみが心から消えました。
伝統的なアラブ人のキリスト教徒であっても、その伝統的な教会は、歴史的な従来の、置き換え神学を抱いています。ユダヤ民族は神の選びから退けられ、教会が今は新しいイスラエルであると信じています。ですので、今のイスラエル、とくに世俗的国家なので、とても嫌います。
けれども、そうした神学が歴史を通じて、教会がユダヤ人を迫害してきたことに気づいた教会は、悔恨の思いをもって、この、置き換え神学を捨てて、ユダヤ人への選びの愛に立ち返らないといけないと、教派を超えて動きがあります。
中でも福音派は、その聖書信仰から、一貫した、神の愛と契約のストーリーを受け入れているので、イスラエルとユダヤ人への愛を持ちやすいのです。