横浜『アサクリBox争奪統率者杯」優勝レポ
1. はじめに
皆さんどうも初めまして、お久しぶりです。キヨマサです。今回は運良く横浜晴れる屋さんの大会で優勝出来たので記念に勝ちレポをば。
酒のつまみにでもして下せぇ。
2.使用ジェネラル
いつものです。前回優勝した『渋谷マナクリプト争奪戦』とは構築を多少変えました。
・前回
・今回
ナドゥ環境は緩やかにアドを取りつつ、隙を見てミューズから空中戦を仕掛けるみたいなことは出来なさそうということで、テフェリーや職工、重めのコピーを抜き、マナクリとサーチを増やしました。「序盤に走り切る」or「ログ系とナドゥの間を突く」が目標です。
3.レポ
※今回は参加者16名、予選抜け16名なので予選は実質フリプですね。
・キナン→ログテヴェ→ルーカス&ウィルザワイズ→ナドゥ◯
*3kill +青パクト+母聖樹キープ。
1tファクト並べつつキナンしたら、ログテヴェからメインで稲妻。メインでやるのは珍しいと思いつつ、まあ妥当と受け入れる。その後は皆順調に展開しそれぞれジェネラルが場に出る。キナンはガチャからアルカイックとコピーナドゥ。
4tにナドゥが呪文滑り→装備品とキャスト。母聖樹で滑りを除去し、最低限の誠意を見せつつマナが立っている2人に優先権を回してみる。すると、ログテヴェがマナ加速→出現領域→対応な対応(ログテヴェ&ウィルーカス)。対応な対象のアルカイックコピーは、自陣に献身のドルイドがいるため機械神にしておく。むかつき×2という死が待っていることから、ナドゥはどうしてもこのターンに勝ちに来そう+ウィルーカスはこうなると絶対打ち消しを吐かないだろうと思い、装備品に青パクト→青パクトで返される。運良くめくれが下振れナドゥはストップ。
キナンの4t、ラストターンだと思いつつコピーアーティファクトから仕掛ける。→ナドゥは蒸気の連鎖で装備品を戻す。→アルカイックコピーで軽くマナ加速。次に機械神→ナドゥがクリーチャーの機動型能力で誘発→マナと手札を伸ばして否定の力。(聞いてない。)ウィルーカスがブラフの可能性に賭けて、輪作からバサルト→青閃光(知ってた。)
次のターン、ログテヴェがむかつきから仕掛けるも、0が捲れず死。
ウィルーカスは土地を積んでいたらしく、仕掛けずエンド。
ウィルーカスと協力して打ち消し×2するも、ターンが回ってきたナドゥが止められずGG。
死に体に見えたナドゥが急に打ち消して来るのは想定外でした。まあ特にプレミはなかったと思うので、割り切りですね。
・ナドゥ→5cシッセイ→ログティム◯→キナン
*3tミューズ+サーチ+ティシャーナキープ
ナドゥが目を光らせる中、各々順調に展開していく。
次シッセイやばそうだなというタイミングで、ミューズでティシャーナ構えつつ、ナドゥが指輪で引いたら召喚の調べ→黒幕で便乗するかと思い、ミューズキャスト→ナドゥからエンドに除去。
そのあと5cシッセイが2バックくらいで突っ込んだのをナドゥが止めるも、ログティムが撤廃者からむかつきGG。
いや〜、世間におけるミューズの危険度を見誤っちゃいましたね。流石にがめつ過ぎたので、大人しくティシャーナと調べ構えつつ、シッセイ・ログティムが走るのを待った方が良かったです。待つ余裕もあった訳だし。反省。
・キナン→アニマー◯→ティヴィット→ログテヴェ
*マナ出せるゆるゆるキープ(マリガンしんどい)
1tにファクト→キナンしつつ、ガチャガチャを回していく。空亀・忍耐などコモンしか排出されない。空亀の図体のデカさが謎にログテヴェに効く。
途中、ガチャガチャを見かねたログテヴェから殺戮の契約。まあ正しい。
各々が順調にジェネラルをキャストする中、キナンリキャストにログテヴェから赤霊波。このターンはキナン起動も出来ないし、まだ取っておく方が強そうだがと思いつつ受け入れる。途中ログテヴェのむかつきをティヴィットが止めるのを眺めたりしつつ、ここからどうにか巻き返そうと機械神の肖像でティヴィットをコピーしたりと足掻いてみるも、流石にテンポロスが効き、アニマーのレンジに入ってしまい誰も止められずに負け。
・キナン◯→ティヴィット→ナドゥ→ラクドス
*1tキナン→2tミューズガチャりまくりキープ。
1tキナン→2tミューズと突っ込んでみる。マナを立てているティヴィットが気になるが、手札のメンミスの声援を受けつつティヴィットの対応を見てみると、なんと精神壊し。手札のメンミスが急に黙る。
しょうがないのでドルイド出してエンドすると、ティヴィットが暗黒の儀式→放射性投下物。
暗黒の儀式メンミスすべきだったのかと学びつつ、ナドゥの手甲をメンミスしておく。
3tキナンリキャストも、すぐにティヴィットのオークに焼かれる。
今日はよくキナンが焼かれる日だなとジョイラを握っていた頃を思い出しつつ、世界を眺めているとラクドスの場に波乱の悪魔。
本格的に勝たなくなったため、アルカイックの物真似をしつつ傍観地蔵をしているとラクドスがゴブリン帳簿兵→デッキのゴブリンを望む順にトップに置くことで、サクリファイスがチェインして勝つという面白コンボを披露。これはナドゥがバウンスと有毒の蘇生で止める。
ラクドス面白いなぁと眺めていると、手札にフレッシュと船砕きが駆け付けてきてくれたので、フレッシュで勿論ティヴィットコピー。次ターンの告知されていたラクドスの波止場はディヴィットがマナ吸収。何も卓に無さそうなのを確認して、船砕き→ファクトで無色無限出しつつ、波乱バウンス→手掛かりドローで有色ファクトを引き勝利。
1勝出来たため、全体5位で予選抜け!(全員)
・準決勝:ナドゥ→キナン◯→ラクドス
1人帰ってしまい、急遽3人卓に。
*1tキナン→2t潮吹きの暴君で2kill+ティシャーナキープ。
1tにファクトをばら撒きつつ、キナン。
2tナドゥはナドゥ+レモラ。
レモラがあるため無理に勝てないと思い、キナンガチャとティシャーナを構えつつターンを回す。
3tナドゥは呪文滑り。これによってキーで魔力櫃を起こすことができなくなり、しばらく暴君コンボはお預けになる。
しょうがないので同様の構えを取りつつ、卓を傍観していると、ラクドスが魂商人を出しつつ走り出す。レモラナドゥが止めようと頑張るものの、打ち消しが一枚足りずに蘇る悪夢→波止場無限が成立しそうになる。ここでティシャーナを波止場に当てるとレモラで引いているナドゥを止められない旨をナドゥに伝えると、輪作だけ少し怖い手札を公開してくれたため、手札の輪作で宝石の洞窟を持ってくることを条件に波止場にティシャーナを当てて止まってもらう。
次のターン、キナンとラクドスの手札が少ないことから、ナドゥはレモラ破棄→水面院でターンを渡す。
返のターン、トップで大ドルイドの魔除けを引いたため、呪文滑りを退けつつ暴君+クリプトで有色無限GG。
・決勝戦:ナドゥ→ログティム→キナン◯→アニマー
ナドゥが7枚キープ、アニマーがマリガン死。座順も座順だし、ログティムの走りをナドゥが止めた後に自分が走り切れるハンドが強いので、ハードマリガン。
*2枚戻し、フィルターを引けば3killキープ。
序盤のログティムのサーチ・弱選をナドゥが迫真の打ち消し。返しのキナン3tに戦利品の魔導士→モノリス+途中で引いた完全化の杖でGG!
なんかキナンの勝ち方って華が無いですね、決勝なのにゴメンナサイ(渋谷の時みたいな1、2時間決勝戦をナドゥ・アニマーとしたくなさ過ぎるからしょうがない)
どうやらログティムの弱選は指輪を唱えるためだったそうで、それが分かっていたらナドゥは打ち消さずに、キナンに除去を当たれたそうです。やっぱりcedhって声出しが大事ですね。
4.終わりに
ナドゥ環境での大会は初めてだったので、果たしてデッキ調整がうまくいっているか不安でしたが、概ね感触は良かったです。思いのほかキナンへの除去が多かったので、呪文滑りくらいは戻してもいいのかも。
ナドゥと対戦していて思うのは、最初に走るとほぼ止められるということ。なので、ファーストペンギンとナドゥの間を上手く泳ぐ必要がありそうですね。逆にナドゥ側は自身のレンジに持ち込んでしまえば1vs3で勝てるくらいにはリソースを獲得できる力があります。ですので、脳死で相手の初動を消してしまって打ち消し不足にならないよう、妨害すべき場所を慎重に選ぶ必要があるかなと感じました。とりあえず、皆さんサーチを打つ時にはナドゥの顔色を見つつ、「〇〇持ってきます!」とお伺いを立てるようにしましょう。(「クリプトを持ってきます!」→🐦「はい、だめー」)
最後に、大会を心から楽しめたのも同卓して下さった方々と運営して下さった方々のお陰です。ありがとうございました。また、ここまで読んでくださった方もありがとうございます。キナンの魅力が少しでも伝わると嬉しいです。
Twitter(現X):@KINNAN_MTG
キナンの構築など質問大歓迎!
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