19_0611_ヘッドホン
noteの売上金でヘッドホンを買いました。基本的に最低限の生活なら今の収入でまわっているのでnoteのお金をどう使うかは深く考えずとりあえずずっと寝かせておいたんだけど、今ちょうどよい使い道はこれだなと思った。
気分良く制作を続けるためには少しずついろんなところをメンテナンス&アップデートする必要がある。今回、いつも自分が書き溜めてる文章にだれかが払ってくれたお金でそれをできたのがとっても嬉しいなと思った。
この記事ではそれを伝えたかったのでここで終わりでよいです。ここから下はいつもの日記。
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僕のこれまでの音楽再生環境はけっこう適当なものだった。たとえば、高画質なブルーレイディスクに入ったCG技術モリモリのスペクタクルSF映画を赤白黄のコードでブラウン管に繋いで観ているような、製作者の意をまったく汲めない環境。自宅で制作するときもそれで聴きながらやっていた。
音楽やる人ならより良いスピーカーとかヘッドホンを持っているのは当たり前じゃないの?と思うだろうけども、さっきの例えを続けると、僕は画質のよい映像を作るよりもカット割りやドラマを作ることにより重心を置いており、つまり面白いリズムとメロディの構造を考えるのが好きだから、音質がクリアかどうかは比較的気にしない体質なのだった。(比較的、だよ。)
ただ、Q曲のなが〜い制作の間、アトリオで聴くめちゃくちゃよい音に頭が慣れてしまったこともあり、表現の細部があまり確認できない現状の再生環境では制作のテンションを維持できそうもなかった。直近でいくつかのご依頼があるなかでこのままではまずい。とはいえ急な出費は持ち合わせがないし、noteの売上金で揃えようと思った。
買ったのはFocalのListen Wireless。新潟のハードオフで中古として低下の半額くらいになっていて聴いてみたらなんかよさそうだったので購入した。すこし詳しい人にとってはツッコミどころがあるチョイスかもしれない感じなんだけど、僕にとっては外出時にワイヤレスで聴けて家ではそのまま有線で制作に入れる手軽さが何よりも必要だった。
いまFeistのアルバム「Metals」を改めて聴いて感動しているところ。ヘッドホンやスピーカーを買うととにかく今までたくさん聴いた音楽をもう一度聴こうとする。これまでと全然違うふうに聴こえるからだ。ここ最近はずっと安いイヤホンで聴いていたので空間の広がりとかがほとんど分かっていなかった。ああ、ファイストがそばにいる気がする…ありがたい…。
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