「続・応援したい店」
山本清文の読むラジオ 「続・応援したい店」
新居浜FMの山本清文です。以前書いた『応援したい店』について、ラジオや私のSNSに共感のコメントを多くいただきました。感謝。あれからも昔ながらのお店を見つけては楽しんでいます。こういったお店は、結局、リピーター・常連さんに愛されているからずっとその地域に存在しているといるのです。ずばり、私はそんなお店の空気感を味わいたいのです。先日行った喫茶店での話。8時開店で入店は9時ころ。10台ほどある駐車場は8割が埋まっています。落ち着いた雰囲気。営業されて40年は経っているだろうという佇まい。店内も駐車場同様8割が埋まっている、にも関わずにぎやかではなく程よい距離感で配席されており、隣の話し声は気になりません。プラス100円で様々なメニューがセレクト出来るタイプ。カフェオレにサンドイッチ、ミニサラダ、ゆで卵さらにちょっとしたフルーツで600円。そもそもモーニングって一体なんなんだ?と調べたのですが、英語のmorning serviceは、キリスト教の礼拝を意味するらしいですが、このモーニングは和製英語で愛知県が発祥のようです。普通のランチでは、ドリンク無料サービスがあったりするのに、モーニングは逆に食べ物がサービス価格というのは改めて考えると不思議です。話は戻って、その喫茶店で一番感動したことを。常連さん同士のやり取り。帰ろうとしたおじさんの手にはスポーツ新聞。もう一人の常連さんであろうおじさんに手渡ししたのです。なんとも不思議なやりとりにも関わらず、一言も言葉を交わすことなくスムーズに行われたのです。感動です。このおじさんは毎日これをやっているのか?と想像しました。こんな体験を求め、私はまた応援したいお店を探すのです。