線香は煙たいものです、
御香の始まりは『仏様にお供えする』=『供香』が始まりです。
刻んだ香木を焚いて、仏様にお供えしていたのでしょう、焼香。
御香は、いい香りがするものですから
供香以外に、温めて香らせる『空薫』というものが登場しました。
趣味や嗜みとして使われるときには、この形が多いです。
焼香は面倒なので、、、お線香という形にして供香に使うこととなりますが
最近は、住宅事情もあり
『煙の少ないお線香』が主流です。
仏様は、煙が大好物、煙をモクモクさせてご供養する、という本来の意味より、お線香を焚く、という方にスポットがあたっています。
時代の流れですね、、
本来の御香の材料は、海外からの輸入品で高価でした。
庶民がお線香を使い始めるのですが、
高価な輸入品を使えなかったので
日本国内で採取される
『杉』『ヒノキ』『桜』『檜葉』などを使っていたそうです。
さて、この方々を燃やしたら・・・・
煙たいです。
香りはするでしょうか?
なかなか難しい、、です。
燃やす前と後は香りが違います。
※これはすごく不思議で面白い!!
煙たくて、なんだか焦げ臭い、、
これが昔の線香のイメージかも知れません。
本来の御香は、とても香りが良いものなんですよ、
と言っても、、それは供香とは別の御香と思われて
供香にするのは、リーズナブルに(毎日焚きますから)
趣味や嗜むものは少々お高くても。。
みたいな。。
わかります〜、、
煙の少ないお線香でも良いんですよ。
結局のところ・・
毎日手を合わせる、とか
思いを馳せることが何よりの供養になる、と
思っております。
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