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映画 レプタイル これって私の感想です!

久しぶりに面白い映画を観た。

レプタイル。

Netflixでたまたま出てきて、タイトル画面から、エイリアンが出てくるSFホラーかなと思っていた。
(↓ちなみに下の写真ではなくて、上から下まで骨のような刺青のある女性の背中でした。)

なんの前情報もなく観始めたんだけど、見初めてすぐ
「この映画絶対面白い!」
とワクワクしてきた。

以下ネタバレありです。

最初は倦怠期カップルが主役なのかな?と思うわけです。

奥さんがあっけなく死んじゃうから、
ウィル(が主役)・・・かな?
と思ってみてたら、

刑事のニコルズに視点が移っていく。

しかも最初は
「この人犯人?」
と思ったしな。
怪我してるし・・・

ニコルズは私の好きな俳優です。
ベニチオ・デル・トロ。
おっさんになってます。
昔よりかっこ悪くなってますが、独特の目。
彼は目がいいですよねー。

まあ、あの目でいろんな物事を見ていくわけです。

私は、サブスクで色々観てますが、家で映画観るようになって、
「あーーーこの場面いらないな」
と思うと、見飛ばしてるんです。

車がばーーーーって行くところとか、遠景からゆっくり入っていくところとか。

ところが、この映画、
面白くて、見飛ばすところがない!

普通の映画は伏線が
「これ、ここ!伏線ですよ!」
「はい、伏線回収です」
って感じでわかりやすくあるのですが、
この映画の伏線は、
伏線回収が一筋縄ではない感じで、
ちょっとのセリフも見飛ばしたくない。
(回収されてない伏線もあるしな)

飽きずにテンポよく進みながら、
深みがあるのです。

ストーリーはよくありがちな刑事物です。
それでも、よかった!
タイトルの爬虫類は
蜥蜴の尻尾切りかな・・・。
久しぶりに面白い映画観たなと思いました。

でもこの映画は、主演がベニチオ・デル・トロ
だからこその映画かも。
彼でなかったら、こんなに面白いと感じなかったかも。

テイストは違うんだけど、
「セルピコ」みたいな
渋い刑事物が好きな人は好きなはず。

私は大好物でした。


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