今日の1冊(24) ピアノを教えるってこと、習うってこと
今日の1冊は、
樹原涼子*著
「ピアノを教えるってこと、習うってこと」
音楽之友社
ピアノ教本「ピアノランド」の著者、樹原涼子先生の本です。
2006年の発刊から14年が経っていますが、内容は古びることなく、今も大切に感じることばかりです。
この本は、当時私がずっと心に想っていて 上手く言葉にできていなかったこと、そう在りたいと願う姿が書かれていて、希望の光のように感じた本でした。
この本との出会い、セミナーでの樹原先生と出会い、その後 マスターコースで樹原先生から直接学んだこと、同期の素晴らしい仲間との出会いが、今の私の大きな土台となっています。
指導者としての在り方はもちろん、親御さんとも共有したい お伝えしたい事が、ギュッと詰まった1冊です。
体験レッスンの時には、大切な事はもちろん私の言葉でお伝えしますが、入会された際には、親御さんにこの本をプレゼントしています。
お付き合いが長くなっていく程に、お互いに理解が深まり、教室や指導についても、より深くご理解いただけるようになっていきますが、
出会ってすぐの時には、本があることで、お子様をお預かりするこちらの心構えや、大切に育てたいという共通の想い、レッスンへの具体的なイメージを持って、より安心していただけていると感じています。
再読し、初心にかえりました。
大切な1冊です。